タスクバー右端にある日付は、標準設定により西暦で表示されています。が、和暦のほうが見やすくてよい。という人もいるかと思います。
今回はそのような人のために、通知領域にある日付表示を西暦から和暦に変更し、さらに西暦に曜日も表示する方法についてご紹介いたします。
解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 25H2」です。Windows 11の設定や使い方などについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。
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1 西暦から和暦表示に変更する手順
日付を西暦から和暦表示に変更する手順は、以下に示すWindows 11の設定から実行できます。
- タスクバーの通知領域左端の「日付」を右クリックして、ポップアップメニューの「日時を調整する」をクリックします。
- Windows 11の設定にある「日付と時刻」設定画面が表示されます。
右ペインに表示されている「日付と時刻の形式を変更する」をクリックします。 - 「フォーマット」画面が表示されます。
「カレンダー」のドロップダウンメニューをクリックします。
メニューの「和暦」を選択します。 - 通知領域の日付表示を確認します。
表示が和暦に変更されています。 - 和暦に曜日を追加するには「日付(短い形式)」のドロップダウンメニューをクリックします。
メニューの「平成29年4月5日(水)」を選択します。(年月日表示はサンプルです) - 通知領域の日付と曜日を確認します。
曜日が追加されています。 - では、西暦に曜日を追加できるのでしょうか。Windows 11の設定には追加メニューがあるにもかかわらず、実際には設定できません。そのため後述のコントロールパネルから設定します。
2 西暦に曜日を追加する手順
前述しているように西暦に曜日を追加することはできないため、以下の手順でコントロールパネルから設定します。
- タスクバーの検索ボックスに「地域」と入力して、検索結果の「地域 コントロールパネル」をクリックします。
または「スタート」ボタンをクリックして、表示された検索ボックス「に地域」と入力してもよろしいです。 - コントロールパネルの地域設定画面が表示されます。
画面下部の「追加の設定」をクリックします。 - 形式のカスタマイズ画面が表示されます。
画面上部の「日付」タブをクリックします。
「データ形式」項目にある「短い形式 」の「 yyyy/MM/dd」の後ろに半角スペースをとり、「ddd」と入力して「適用」ボタンをクリックします。 - 通知領域を確認すると西暦に曜日が追加されて表示されます。
- 曜日に括弧をつけたい場合は、前述の「ddd」の前後をシングルクォーテーションマークと括弧で囲みます。
具体的には「 ’(‘ddd’)’ 」
と入力して「適用」ボタンをクリックします。 - 通知領域を確認すると、曜日に括弧が追加されていることを確認できます。
- 以上で操作完了です。
以上で「Windows 11の設定:通知領域の日付を和暦に変更、曜日を追加する方法」に関する解説を終わります。
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