Windows 11の設定:タスクバーの非表示と色を変更する方法

デスクトップ画面の下部に表示されている横長のタスクバーですが、自分の使い方に合わせたさまざまなカスタマイズが可能です。

その中から本記事では、Windows 11におけるタスクバーの非表示と色を変更する方法について解説いたします。

なお、Windows 10ではタスクバーの位置を上下左右に変更できましたが、Windows 11ではデスクトップの下に固定表示となりました。

解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 23H2 OSビルド:22631.4391」です。

Windows 11のタスクバーについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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1 タスクバーを非表示にする手順

タスクバーはデスクトップ画面下部に常に表示されますが、必要に応じて自動で隠すこともできます。

この設定により、マウスポインターをデスクトップ画面の下部に近づけると、タスクバーは表示され、マウスポインターを遠ざけると非表示になります。

デスクトップの表示領域を広げることができるので、画面が小さいノートPCで効率的に作業ができます。

設定方法は以下のとおりです。

  1. タスクバーの何も表示されていない場所を右クリックし、メニューの「タスクバーの設定」をクリックします。



    「設定」アプリから行うこともできます。(後述)

  2. 設定アプリが開きます。

    右ペイン下部の「タスクバーの動作」をクリックします。




  3. 「タスクバーを自動的に隠す」にチェックマークを入れます。




  4. 設定はすぐに反映されてタスクバーは非表示になります。

「設定」アプリから行う手順

  1. タスクバーの「「スタート」ボタンを右クリックし「設定」を選択します。




  2. 設定アプリが開きます。

    左ペインの「個人用設定」と右ペインの「タスク バー」を順番にクリックします。




  3. 右ペインの「タスクバーの動作」をクリックします。




  4. 「タスクバーを自動的に隠す」にチェックマークを入れます。

2 タスクバーの色を変更する手順

タスクバーの表示色は、Windows 11のアクセントカラーを好みの色に設定することで変更できます。

タスクバーの表示色を変更すると、スタート メニューの色も同じように変更されます。

なお、アクセント カラーのデフォルト色は「青」となっています。

  1. タスクバーの「スタート」ボタンを右クリックし「設定」を選択します。




  2. 設定アプリが開きます。

    左ペインの「個人用設定」と右ペインの「色」を順番にクリックします。




  3. 色の設定画面が表示されます。

    右ペインの「モードを選ぶ」右のボックスをクリックします。




  4. ドロップダウンリストの「カスタム」を選択します。




  5. 「既定のWindows モードを選択してください」右のボックスをクリックします。




  6. ドロップダウンリストの「ダーク」を選択します。




  7. 「アクセントカラー」ボックスが「手動」であることを確認します。

    「自動」になっていれば「手動」を選択します。




  8. 「Windowsの色」項目で任意の色を選択します。

    一例として「ローズ」を選択しました。



    「Windowsの色」項目に好みの色がなければ「ユーザー設定の色」欄右の「色の表示」をクリックします。(後述)

  9. 「スタートとタスクバーにアクセント カラーを表示する」のトグルスイッチをオンにします。




  10. 設定はすぐに反映され、タスクバーとスタート メニューの表示色は変更されます。

手順④と⑥のドロップダウンリストで「カスタム」と「ダーク」を選択しないと、タスクバーの表示色は変更できません。

「既定のアプリモードを選択します」の設定については、タスクバーの色には反映されず、エクスプローラー、設定、Windows標準のアプリケーションの表示色に反映されます。

「ユーザー設定の色」でタスクバーの表示色を変更する手順

上述の手順⑧で好みの色がない場合は、カスタム アクセント カラーから選択します。

  1. 「ユーザー設定の色」欄右の「色の表示」をクリックします。




  2. カスタム アクセント カラーが表示されます。

    カラーパレット上で〇印をドラッグして任意の色を選択します。一例として「緑」を選択しました。

    色の濃淡は下のカラー スライダーで調整します。

    設定が完了したら、画面左下の「完了」ボタンをクリックします。




  3. 「さらに表示」をクリックすることで「RGB」と「HSV」でも設定できます。

    「ユーザー設定の色」欄右の「色の表示」をクリックします。
カスタム アクセント カラーが表示されます。カラーパレット上で〇印をドラッグして任意の色を選択します。一例として「緑」を選択しました。色の濃淡は下のカラー スライダーで調整します。
設定が完了したら、画面左下の「完了」ボタンをクリックします。

「さらに表示」をクリックすることでタスクバーの色変更する画面


  4. 設定はすぐに反映され、タスクバーの表示色は変更されます。

以上で「Windows 11の設定:タスクバーの非表示と色を変更方法」に関する解説を終わります。

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