上の画像のように小生のデスクトップ画面には、アプリやごみ箱などのアイコンはまったく表示されていないため、背景だけが際立って美しく見えます。
何故ショートカットを表示しないの? 、すぐにアプリを開けて便利でしょう、と、疑問を感じる向きもあるかと思いますが、ただただ「ダイナミックテーマ」(これは必見です)の画像を日替わりで見たいがためにこのような設定をしています。
小生はデスクトップ アイコンの代わりにWindows 11のスタートメニュー「ピン留め済みアイコン」と、タスクバーのアイコンを利用しています。
これらの表示をデスクトップ画面と考えれば、デスクトップにショートカットを置く必要はありません。
デスクトップのショートカットを開くにはダブルクリックしますが、こちらはシングルクリックでOKです。
アプリのショートカットは表示しないとしても「ごみ箱」がないと困るのではないか、と、ここでも心配するかもしれません。
大丈夫です。「ごみ箱」はスタートメニューまたはタスクバーにピン留めすればよいのです。スタートメニューにピン留めするのはいたって簡単で、「ごみ箱」を右クリックして「スタートにピン留め」を選択するだけです。
タスクバーにピン留めする手順は、難しくはありませんが若干の手間がかかります。そこで本稿では、タスクバーに「ごみ箱」をピン留めする方法について解説いたします。
解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 24H2」です。
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1 タスクバーにごみ箱をピン留めする手順
本章では、以下に示す項目を順番に実行します。
- 「デスクトップにショートカットを作成」
- 「ごみ箱アイコンのデザインを変更」
- 「ごみ箱をタスクバーにピン留めする」
1-1 デスクトップにショートカットを作成する手順
- デスクトップの何も表示されていない場所で右クリックします。
- コンテキストメニューの「新規作成」と、サブメニューの「ショートカット」を順番にクリックします。
- ショートカットの作成ウィンドウが表示されます。
テキストボックスに「%SystemRoot%\explorer.exe shell:RecycleBinFolder」(コピペOK)と入力して「次へ」ボタンをクリックします。 - ショートカットの名前を付ける画面が表示されます。
テキストボックスの名前を「ごみ箱」や「ゴミ箱」などと変更して「完了」ボタンをクリックします。 - デスクトップに作成したアイコンが表示されます。
- 以上でショートカット作成操作は完了です。
1-2 ごみ箱アイコンのデザインを変更する手順
上述の手順で作成されたデスクトップアイコンをごみ箱らしいデザインに変更します。
- 作成されたアイコンを右クリックして、コンテキストメニューの「プロパティ」をクリックします。
- ごみ箱のプロパティ画面が表示されます。
「アイコンの変更」ボタンをクリックします。 - 表示された画面の「このファイル内のアイコンを検索」ボックスに「%SystemRoot%\system32\imageres.dll」と入力します。
続いて「OK」ボタンをクリックします。 - 表示された「下の一覧からアイコンを選択」欄で、ごみ箱のアイコンを選択して「OK」ボタンをクリックします。
- 「ごみ箱のプロパティ」画面が表示されます。
「OK」ボタンをクリックします。 - デスクトップの表示はゴミ箱アイコンに変更されます。
- 以上でアイコンのデザインを変更する操作は完了です。
1-3 ごみ箱をタスクバーにピン留めする手順
ごみ箱アイコンのデザインを変更したら、最後のタスクバーにピン留めする手順を以下に示します。
- デスクトップのアイコンを右クリックします。
- 表示されたコンテキストメニューの「その他のオプションを確認」をクリックします。
- 表示されたサブメニューの「タスクバーにピン留めする」をクリックします。
- ごみ箱アイコンがタスクバーにピン留めされます。
- 以上でごみ箱アイコンをタスクバーにピン留めする操作は完了です。
以上で「Windows 11の設定:ごみ箱をタスクバーにピン留めする方法」に関する解説を終わります。
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