AndroidスマホのGboard設定:「12キー」と「QWERTY」の切り替えと使い方

キーボード アプリ「Gboard」は多くのAndroidスマホに組み込まれており、ユーザーが意識することなく知らず知らずのうちに利用しています。

それが災いして基本的な操作がわからない人や、便利な使い方を見逃していることもあります。

本稿では、Androidスマホの標準キーボード アプリ「Gboard」で、最もよく使うであろう「12キー」と「QWERTY」配列の便利な使い方について解説いたします。

解説に使用したデバイスは「Google Pixel 7a Andoroid バージョン16」です。お使いのデバイスにより、表示内容や操作手順が異なることをご承知おきください。

さて、皆さんはスマートフォンで文字を入力するときはどのようなキーボード配列(レイアウト)を使っているでしょうか。

小生は、パソコンの操作に慣れているため「QWERTY」一辺倒で「12キー」はほとんど利用しません。

しかし、日本語を入力する際は「12キー」を使い、英字は「QWERTY」で入力と使い分ける人も多くいます。

小生のように日本語と英字両方とも「QWERTY」を使う人もいれば、全ての入力を「12キー」で対応する人もいるのではないでしょうか。

ここからは、これら様々な利用シーン別の設定方法をご紹介いたします。

Gboardの設定やキーボード配列の追加方法については、以下の関連記事をご参照ください。

関連記事

Gboardは、Googleが開発した多機能なスマートフォン用キーボードアプリです。単に文字を入力するだけでなく、音声入力や翻訳機能、検索、絵文字・スタンプの挿入など、多くの機能が統合されています。 多くのAndroidスマートフォンに既[…]

関連記事

Androidスマートフォンの多くには、標準のキーボードアプリとして「Gboard」が組み込まれています。「Gboard」アプリは、12キー(テンキー)や、QWERTY、手書きなど、5種類のキーボート配列を選択できるとともに、音声入力、翻[…]

スポンサーリンク

1 日本語は「12キー」で英字は「QWERTY」で入力設定する手順

日本語は「12キー」で入力し、英字入力が必要なシーン(例えばアカウントの入力など) では英字で入力するための設定です。

「12キー」だけで設定できるため「QWERTY」は追加されていなくても問題はありません。

  1. 文字入力できるアプリ(GmailやKeepメモ、LINE、ブラウザの検索など)を開きます。

  2. 文字入力する場所をタップして、画面上部の「歯車アイコン」(設定)をタップします。




  3. Gboardの設定画面が表示されます。

    「言語」をタップします。




  4. 「日本語 12キー」をタップします。




  5. 「英字入力は QWERTY」のトグルスイッチをオンにします。




  6. 以上で操作完了です。

日本語と英字を切り替える手順

前述の設定で日本語は「12キー」で入力し、英字は「QWERTY」で入力できるようになりました。本章では、日本語入力と英字入力を切り替えて使う手順をご紹介いたします。

  1. 文字入力できるアプリなどを開いてキーボードを表示します。




  2. キーボード左下にある「あa1を順にタップして切り替えます。

    「あ」の表示が濃い場合は日本語を入力できます。




    「a」の表示が濃い場合は「QWERTY」が表示されてい英字を入力できます。




    「1」の表示が濃い場合は数字を入力できます。




  3. 以上で操作完了です。

2 日本語と英字ともに「12キー」で入力設定する手順

日本語と英字両方とも「12キー」を使って入力するための設定と、キーボード表示がどのように変わるのかを確認しましょう。

  1. 前述の見出し1の手順⑤まで操作します。

    「英字は QWERTY」のトグルスイッチをオフにします。




  2. 設定が終わったら「12キー」を開いて、キーボードの表示を確認しましょう。

    前述と同じようにキーボード左下にある「あa1を順にタップして切り替えます。

    「あ」の表示が濃い場合は日本語を入力できます。(前述と同じ。画像省略)

    「a」の表示が濃い場合は英字を入力できますが「12キー」表示のままです。




    「1」の表示が濃い場合は数字を入力できます。(前述と同じ。画像省略)

  3. 以上で操作完了です。

3 日本語と英字ともに「QWERTY」で入力設定する手順

日本語および英字ともに「QWERTY」で入力する設定で、PCのキーボードとほぼ同じ操作で入力できます。

本設定は「QWERTY」配列がすでに追加されている場合は特に設定する必要はありません。

ただし「12キー」と「QWERTY」両方が追加されている場合は、「QWERTY」表示に切り替えてから使う必要があります。(後述)

「QWERTY」配列を追加していない場合は、以下に示す手順で追加してください。

  1. 前述の見出し1の手順①~③(言語をタップする)まで操作します。

  2. 言語の画面が表示されます。

    「+ キーボードを追加」をタップします。




  3. 「日本語」をタップします。




  4. デフォルトでは「QWERTY」にチェックが入っています。画面下部の「完了」ボタンをタップします。

    チェックが入っていない場合は、チェックを入れて「完了」ボタンをタップします。




  5. 「QWERTY」配列が追加されました。




  6. これで日本語と英字ともに「QWERTY」で入力することができます。

    後述しているキーボードの切り替え手順に従い「QWERTY」に切り替えて入力確認を行いましょう。

    キーボード左下にある「あa1を順にタップします。

    「あ」の表示が濃い場合は日本語を入力できます。




    「a」の表示が濃い場合は英字を入力できます。




  7. 以上で操作完了です。

「12キー」と「QWERTY」を切り替える手順

「12キー」と「QWERTY」だけでなく「手書き」や「GODON」など、複数のキーボード配列を追加していることもあるのではないでしょうか。

このような状況下では、それぞれのキーボード配列を切り替えてから使う必要があります。ここでは「12キー」と「QWERTY」が追加されているものと仮定して、お互いを切り替える手順を以下に示します。

他のキーボード配列でも同じ手順で切り替えることができます。

  1. 文字入力できるアプリなどを開いてキーボードを表示します。

  2. キーボード画面右下の「地球儀アイコン」をタップします。

    タップするごとにキーボード配列が切り替えられます。




    キーボード配列が一つだけの場合は「地球儀アイコン」は表示されません。

以上で「AndroidスマホのGboard設定:「12キー」と「QWERTY」の切り替えと使い方」に関する解説を終わります。

AndroidスマホのGboardについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

関連記事

更新履歴2025年11月9日:記述内容の一部修正 AndroidスマホのGboardを使って音声入力ができることはご存じでしょうか。スマートフォンなどで音声入力を利用すると、キーボードを使わずに話しかけるだけでテキストを入力できます[…]

広告
最新情報をチェックしよう!