Windows 11の設定:Microsoftアカウントのパスワードを忘れたときの対処法(変更もできる)

Windows 11にサインインするユーザーアカウントには、Microsoftアカウントとローカルアカウントの2種類があります。

ユーザーアカウントのパスワードとPINを忘れると、Windows 11にサインインできません。

本記事では、Microsoftアカウントのパスワードを忘れたときの対処法と、パスワードの変更手順について解説いたします。

解説に使用したOSは「Windows 11 pro 23H2 OSビルド:22631.3880」です。

Microsoftアカウントとローカルアカウントの違いについては、以下の関連記事をご参照ください。

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Microsoftアカウントのパスワードを忘れた場合は、Windows 11にサインインできない場合と、サインインできる場合で対応が異なります。

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1 Windows 11にサインインできない場合

パスワードを忘れてWindows 11にサインインできない状況では、サインイン画面から以下の手順でパスワードの再設定を実行します。

  1. パソコンを起動します。

    ロック画面のどこかをクリックして、サインイン画面を表示します。

  2. サインイン画面の「パスワードを忘れた場合」をクリックします。

    「パスワードを忘れた場合」が表示されない場合は、「PIN(Windows Hello)」でサインインする設定になっています。




  3. 「本人確認」画面が表示されます。

    「どの方法でセキュリティ コードを受け取りますか?」の欄で任意の受け取り方法を選択します。

    一例として「〇〇にメールを送信」を選択しました。

    Microsoftアカウントに登録しているメールアドレスを入力して、右下の「コードの取得」をクリックします。




  4. メールソフトを開き、メールアドレス宛に送信されたセキュリティコードを確認します。




  5. コードの入力ボックスに受信したセキュリティ コードを入力して「次へ」ボタンをクリックします。




    Microsoftアカウントで2段階認証を設定している場合は「もう一度行う」画面が表示されます。表示される案内に従い操作を進めます。

  6. 「パスワードのリセット」画面が表示されます。

    パスワードの作成ボックスに新しいパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックします。




  7. 「パスワードの変更完了」画面が表示されます。

    右下の「サインイン」ボタンをクリックします。




  8. ロック画面が表示されたら、画面のどこかをクリックしてサインイン画面を表示します。

    新しく設定したパスワードでWindows 11にサインインします。

  9. 以上で操作は完了しました。

2 Windows 11にサインインできる場合

Windows11にサインインできる場合は、Microsoftアカウントのパスワードの変更を実行できます。

パスワードを変更して新しいパスワードを作成するには、現在のパスワードを入力する必要があります。

  1. タスクバーの「スタート」ボタンを右クリックして「設定」を選択します。




  2. 左ペインの「アカウント」と右ペインの「サインインオプション」を順番にクリックします。




  3. 右ペインの「パスワード」と、表示された「変更」を順番にクリックします。




  4. パスワード入力画面が表示されます。

    Microsoftアカウントのパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。




  5. パスワードの変更画面が表示されます。
    現在のパスワードと新しいパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックします。




  6. 「パスワードが正常に変更されました。」の画面が表示されます。

    右下の「完了」ボタンをクリックします。




  7. 新しいパスワードでWindows 11にサインインできるか確認しましょう。

    キーボードの「Windowsロゴ」キーを押しながら「L」キーを押すと、ロック画面が表示されるので簡単に確認できます。

  8. 現在のパスワードを覚えている場合の操作は完了です。

以上で「Windows 11の設定:Microsoftアカウントのパスワードを忘れたときの対処法(変更もできる)」に関する解説を終わります。

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