パソコンのストレージの空き容量は、時間の経過とともに少しずつ不足してきます。そのまま放置しておくと動作が重い、あるいは不安定になるだけでなく、ファイルの保存さえできなくなることもあります。
本稿では、パソコンのストレージ(Cドライブ)の空き容量を増やす方法について解説いたします。解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 25H2」です。
Windows 11の設定や使い方などについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。
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1 ストレージの空き容量はなぜ減るの?
パソコンを長く使っているといつの間にかストレージは容量不足に陥り、快適に使うことはできません。
その原因はさまざまですが、多くはシステムの一時ファイル(キャッシュ)やWindows Updateの一時ファイルの蓄積、大きなユーザーファイル(ダウンロードや動画、写真、 音楽)がある、使いもしないインストール アプリなどに起因しています。
この中から不要なファイルやアプリの削除、データ整理などを行うことでストレージ(Cドライブ)の空き容量はある程度確保できるようになります。これらの手順を以下に示します。
2 不要なファイルを削除する手順
自分で作成したファイルやフォルダーで不要になったものや、システムが作成した一時ファイル(Tempファイル)は、積極的に削除しましょう。
2-1 自分で作ったファイルを削除する手順
自分で作成したファイルの削除はいたって簡単です。ファイルエクスプローラーを開き、削除したいファイルを右クリック、表示されたコンテキストメニューの「削除(ごみ箱アイコン)」をクリックするだけです。
なお、不要なデータをごみ箱に移動するだけではCドライブの空き容量は増えません。ごみ箱も空にすることで空き容量は増加します。
ごみ箱を素通りしてファイルを削除する手順については、以下の関連記事をご参照ください。
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2-2 一時ファイルを削除する手順
「一時ファイル」とは、OSやアプリが作業のため一時的に作成したファイルで、作業が終わると自動で消えますが、ごみファイルとして残ることもあります。本ファイルを削除してもシステムに影響を及ぼすことはありません。
以下に示す関連記事を参照して削除します。
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2-3 ストレージセンサーで削除する手順
「ストレージセンサー」とは、パソコンの空き容量を増やすため、一時ファイルやごみ箱の古いファイル、ダウンロードフォルダーといった不要なデータを自動または手動で削除する機能です。
ストレージセンサー機能は既定で無効化になっていますが、有効化することで手動によるディスク クリーンアップを実行する手間を省き、ストレージは常に最適な状態を維持できます。
以下に示す関連記事を参照してストレージセンサーの設定を行います。
Windows 11および10には、ストレージセンサーと呼ばれる機能があり、ディスク領域を効率的に管理して自動的に空き容量を増やすことができます。パソコンのストレージ容量が不足すると、システムのパフォーマンスが低下し、新しいプログラムをイ[…]
3 不要なアプリを削除する手順
使っていないアプリをそのまま放置していませんか。不要なアプリはこまめに消さないとストレージを圧迫するだけでなく、パソコンの動作も重くなります。
以下に示す関連記事を参照して、どんどん削除しましょう。
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その他にもOSのアップグレードや大型アップデートなどを実行した際に、以前の環境に戻すために自動作成されるデータ(Windows.oldフォルダー)や、システムを復元する際に使用する復元ポイントの一部を削除することでも、空き容量を大幅に増やすことができます。
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4 データを外部メディアに保存する手順
自分で作成した写真や動画、音楽ファイルは削除したくないという人は、USBメモリーや外付けストレージ(SSD/HDD)といった外部メディアに保存しましょう。
いずれもファイルサイズが大きいため、Cドライブの空き容量は著しく増加します。ただし、内蔵ストレージよりアクセスに要する時間はかかります。
また、内蔵ストレージ(SSDやHDD)を複数台組み込んでいるパソコンでは、Cドライブとは別のドライブ(Dドライブなど)にデータを保存してもよいでしょう。
Cドライブにあるデータ(ファイルまたはフォルダー)を外部メディアに保存する手順はいくつかあります。
ここではファイルエクスプローラーからの「送る(SendTo)」と、「コピー&ペースト(貼り付け)」による操作手順を以下に示します。
これにより、データを外部メディアに移動できるとともに、誤操作によるデータの紛失を防止できます。
4-1 「送る」機能でデータを保存する手順
- パソコンにUSBメモリーまたは外付けストレージを接続します。
- 設定により、タスクバー右端の通知領域に「自動再生」のトースト通知が表示されることがあります。
表示された場合は、この通知をクリックして手順③に進みます。
何も表示されない場合は、スタートメニューやタスクバーのファイルエクスプローラーをクリックして手順④に進みます。 - トースト通知をクリックすると、操作する一覧が画面右上に表示されます。
「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。 - ファイル エクスプローラーが開きます。
保存したいデータ(ファイルまたはフォルダー)を右クリックし、コンテキストメニューの「その他のオプションを確認」をクリックします。
(複数ファイルの選択手順は後述しています。) - 表示されたメニューの「送る」にマウスポインターを合わせ、「USBドライブ」をクリックします。
ここではUDBドライブ(G)が目的のドライブです。ちなみに「ボリューム(F)」は外付けストレージです。
「送る」操作はデータのコピーと同じであり、保存元にもデータは残ります。 - 選択したデータはUSBメモリーに保存されます。
USBメモリーに正常に保存されているかどうかを確認します。 - 確認を終えたら保存元のデータは削除します。
- 以上で操作は完了です。
「送る(SendTo)」については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。
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4-2 コピー&ペーストでデータを保存する手順
本章では一例として、外付けストレージに「ミュージック」データを保存する手順を以下に示します。
- パソコンに外付けストレージを接続し、ファイルエクスプローラーを開きます。
- 保存したいデータを右クリックし、コンテキストメニューの「コピー」をクリックします。
一例として「ミュージック」にあるフォルダーをコピーしました。 - ナビゲーションウィンドウにある外付けストレージを右クリックし、コンテキストメニューの「貼り付け」をクリックします。
一例として外付けストレージの「ボリューム(F:)」を右クリックしました。
または、外付けストレージを選択して、コマンドバーにある「貼り付け」アイコンをクリックしても構いません。 - 選択したデータは外付けストレージに保存されます。
正常に保存されているかどうかを確認します。 - 確認を終えたら保存元のデータは削除します。
- 以上で操作は完了です。
以上で「Windows 11の設定:ストレージ(Cドライブ)の空き容量を増やすコツ」に関する解説を終わります。
Windows 11の設定や使い方などについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。
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