Windows 11のウイジェットを「クリックして表示」、「ボタンを非表示」に変更する方法

Windows 11のタスクバー左端には「ウィジェット」ボタンが表示されています。このボタンから開かれるウィジェット ボードには、ニュースや天気予報、ショッピング、株価など様々な情報が表示されています。

また、設定により「カレンダー」「ウォッチリスト」「フォト」など多くのウイジェットを追加できます。

ウイジェット ボタン上でマウスホバーするだけで情報が表示されるので、使い方次第では便利な機能と言えます。

しかし、マウスホバーするだけで表示されるのが返って災いとなり、作業中の操作に支障をきたすことがあります。

ウィジェットを利用しないユーザーにとっては、ボタンそのものが邪魔な存在かもしれません。

そこで、本記事ではウィジェット ボードの表示方法の変更と、ボタンを非表示にする方法について解説いたします。

解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 24H2」です。

Windows 11のタスクバー設定については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

1　ボタンをクリックして表示する手順

ウィジェット ボードは、既定によりタスクバー左端にあるボタンにマウスホバーすると起動します。この操作は、ボタンをクリックすると表示されるように変更できます。

作業中に誤ってマウスホバーしても起動しなくなるので、集中力が途切れることは少なくなります。

1. タスクバー左端にあるウィジェット ボタンでマウスホバーし、ウィジェット ボードを起動します。
   
   
   
   
   
2. 開いたウィジェット ボードの右上にある「設定（歯車アイコン）」をクリックします。
   
   
   
   
   
3. 「ホバー時にウィジェット ボードを開く」のトグルスイッチをオフにします。
   
   
   
   
   
4. 右上の「✕」ボタンをクリックして画面を閉じます。
   
   
5. 以上で操作完了です。

2　ウィジェット ボタンを非表示にする手順

ウィジェットをほとんど利用しないときや、意図せずに表示されることが多い場合は、以下の手順でボタンを非表示にしましょう。

ウィジェット ボタンを非表示にしても、キーボード ショートカットの［Windows］＋［W］キーを押せばすぐに表示できます。

1. タスクバーの何も表示されていない部分で右クリックします。
   
   表示されたコンテキストメニューの「タスクバーの設定」をクリックします。
   
   
   
   
   
2. Windowsの設定画面が開きます。
   
   「タスクバー項目」にある「ウィジェット」のトグルスイッチをオフにします。
   
   
   
   
   
3. 設定変更は即座に反映され、ウィジェット ボタンは非表示になります。
   
   
   
   
   
4. 右上の「✕」ボタンをクリックして画面を閉じます。
   
   
5. 以上で操作完了です。

同じようにタスクビュー ボタンも非表示にできます。

以上で『Windows 11のウイジェットを「クリックして表示」、「ボタンを非表示」に変更する方法』に関する解説を終わります。

Windows 11の設定については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。