Windows 11の更新プログラム:Windows Updateの設定と実行方法

「Windows Update」とは、Microsoftが提供するWindows OSのセキュリティ強化やバグの修正、機能追加を目的とした更新プログラム配信サービスです。

インターネット経由で自動的にプログラムがダウンロード・インストールされ、パソコンを常に最新かつ安全な状態に保つために不可欠な機能です。

本稿では、Windows 11における「Windows Update」の概要と、基本設定及び実行方法について解説いたします。

Windows Updateについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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1 Windows Updateの概要

Windows Updateは、パソコンを常に最新、安全な状態を維持するための自動メンテナンス機能です。

さまざまな機能を有していますが、主たる目的はWindows OS上で検知したセキュリティ上の脆弱性を修正することにあります。

Windows Updateを実行することでセキュリティの脆弱性が是正され、ウイルス感染や個人情報の流出といったリスクを抑制できます。

Windows Updateは基本的にバックグラウンドで自動的に行われますが、状況に応じて手動による更新も可能です。

Windows Updateの主な役割を以下に示します。

  •  セキュリティの強化(脆弱性の修正)

    これが最も重要な役割です。OSに見つかった「セキュリティの穴(脆弱性)」を塞ぎ、ウイルス感染や不正アクセスからパソコンを守ります。

  • 不具合(バグ)の修正

    「特定のソフトが強制終了する」「ネットが急に繋がらなくなる」といった動作の不安定さを解消し、パソコンの快適性を維持します。

  • 周辺機器のドライバー更新

    プリンター、マウス、グラフィックボードなどの周辺機器が正しく動くように、接続のためのソフト(ドライバー)を最新にします。

  • 新機能の追加

    Windowsそのものの使い勝手を良くしたり、新しいデザインや機能を取り入れたりします。

2 Windows Updateの設定と実行手順

本章では、Windows Updateの各項目ごとの設定と実行する手順を以下に示します。

2-1 Windows Updateを開く手順

  1. タスクバーの「スタート」ボタンを右クリックして、クイックリンクメニューの「設定」をクリックします。




  2. 設定画面が表示されます。

    左ペイン最下部にある「Windows Update」をクリックします。




  3. 右ペインに「Windows Update」画面が表示されます。

    この画面で各項目の内容確認と設定を行います。画面は開いたままにしておきましょう。

2-2 Windows Updateの各項目を設定する手順

本章では、Windows Updateに表示されている6項目の内容を上から一つずつ説明いたします。(以下の画像を参照)

  • 更新プログラムのチェック

    Windowsが最新の状態かどうかを手動で確認するボタンです。 クリックするとMicrosoftのサーバーに接続し、新しい更新プログラムがないかを即座に検索します。 





                                                                             

    新しい更新があれば即ダウンロード&インストールが開始されます。

    通常は自動でチェックされますが、すぐに確認したいときに使います。

    この画像では「最新の状態です」と表示されていますが、ボタンをクリックすると新しい更新が見つかることもあります。 


             
    再起動を促されたらすぐに再起動するか、後から再起動するかを選択します。




  • 利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する



    毎月第2水曜日に配信される定期的な更新に先駆けて更新を受け取ることができます。

    トグルスイッチをオンにした場合
    セキュリティ以外の更新(新機能やプログラムの改善・修正など)をいち早く入手できますが、まれに不具合が含まれる可能性もあります。

    トグルスイッチをオフにした場合
    更新プログラムの正式リリース後(一般公開後)に更新を受け取ります。

    オフ(無効化)にしておくと不具合の発生する確率は低くなると考えられるため、よくわからないという人はこちらを設定しましょう。


  • 更新の一時停止

    Windows Updateを一定期間、意図的に止める機能で、プルダウンメニューから 1週間・2週間・3週間・4週間及び最大5週間の期間を選んで一時停止できます。




    ● デフォルトでは「1週間一時停止する」が選択されています。

    ● 重要な作業中や出張中など、勝手に再起動されたくないときに便利です。


  • 更新の履歴



    これまでにインストールされた更新プログラムの一覧を確認できます。主な機能は以下のとおりです。

    ● いつ・どのプログラム更新が適用されたかが記録されています。

    ● インストールに失敗した更新も確認可能です。

    ● 問題が起きたときに「どの更新プログラムをインストールに不具合が出たか」を調べるのに役立ちます。

    更新プログラムのカテゴリーの内容については、後述の「更新プログラムのカテゴリー」をご参照ください。


  • 詳細オプション

    更新に関するより細かい設定をまとめたメニューで、主にトグルスイッチにより有効化または無効化の設定を行います。



    主な設定項目は以下のとおりです。

    その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る
    OfficeやEdgeなど、Microsoft製品の更新を有効にします。

    ● 最新の状態にしてください
    アクティブ時間中(PCを使用している時間帯)であっても、更新プログラムの準備ができたらできるだけ早くインストールし、必要であれば再起動を実行します。

    ● 更新を完了するために再起動が必要な場合に通知を受け取る
    作業中に自動で再起動されるのを防ぐための設定で、デバイスの再起動が必要な場合はトグルスイッチを「オン」にします。

    ● アクティブ時間
    PCを使用する時間帯を設定し、その時間帯の自動再起動を回避できます。



    「アクティブ時間」をクリックして、手動によりPCの使用開始時刻と終了時刻を設定します。

    この画面の設定では、08:00から17:00までの間は自動再起動されません。

    ● オプションの更新プログラム
    ドライバーの更新や、必須ではないが推奨される品質アップデートを確認・インストールします。

    以下の画像は、NET Frameworkの講師プログラムが見つかり、インストールしようとする状況です。




    ● 配信の最適化



    同じローカルネットワーク(LAN)内やインターネット上の他のWindows PCと、更新プログラムのデータを相互に共有します。

    本機能をオンにすることで、Microsoftのサーバー負荷を軽減し、ダウンロード時間の短縮とインターネット回線の帯域幅を節約できます。


  • Windows Insider Program



    正式リリース前のWindowsの試験版(プレビュービルド)を体験できるプログラムです。

    ● Microsoftに登録することで、一般公開前の新機能をいち早く試せます。

    ● フィードバックを送ることで開発に貢献できます。
機能更新プログラム (Feature Updates)
 OS のメジャーバージョンアップのための更新プログラムです。(例:25H2 へのアップグレード)

上の画像では大型アップグレードはないため表示されていません。

品質更新プログラム (Quality Updates)
OS の安定性、信頼性、およびセキュリティを向上させるための累積的な更新プログラム

ドライバー更新プログラム (Driver Updates)
GPU、ネットワークカード、プリンター等の周辺機器用ソフトウェアの更新プログラムです。

定義更新プログラム (Definition Updates)
Microsoft Defender Antivirus の脅威パターンのデータベースの更新プログラムです。

その他の更新プログラム
悪意のあるソフトウェアの削除ツールや、特定のシステム構成ツールの更新プログラムです。

以上で「Windows 11の更新プログラム:Windows Updateの設定と実行方法」に関する解説を終わります。

Windows 11の不具合については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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