Microsoft Edgeの設定:よく見るWebサイトをアプリ化して素早くアクセスする方法

パソコンを使って何かの調べものをするときは、まず、さまざまなWebサイトにアクセスして資料集めをします。

また、日常的に閲覧するWebサイトの一つ二つは誰でもあるかと思います。これらのWebサイトにはどのような方法でアクセスしているでしょうか?

本記事では、よく見るWebサイトをアプリ化して素早くアクセスする方法について解説いたします。

解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 24H2」、Microsoft Edge(以下、Edgeと呼称)のバージョンは「135.0.3179.18 (公式ビルド) 」です。

Edgeの使い方については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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1 Webサイトのアプリ化とは?

多くのユーザーは、あらかじめよく見るWebサイトをブックマーク(お気に入り)に登録ておき、ブラウザを起動してから該当するブックマークを選択、という手順を踏むのではないでしょうか。

この手順でも全く問題はありませんが、目的のWebサイトを開くまでにひと手間多くかかっています。

アプリケーションの場合は、スタート メニューやタスクバーにピン留めしてワンクリックで開くことができてとても便利です。

同じことをEdgeでもできる方法があります。それが「このサイトをアプリとしてインストール」という機能です。

この機能を使うと、目的のWebサイトをあたかもアプリ化したように利用できるようになります。

アプリ化するとは、Webサイトをブラウザで開くのではなく別のウィンドウで開き、アプリを扱うような感覚で利用できるというものです。

開いた別のウィンドウには、タブやアドレスバーといった余分な表示もされず、画面を広く使うことができます。

  • アプリ化する前のWebサイトをEdgeブラウザで表示した画面




  • アプリ化後のWebサイトの表示画面

2 Webサイトのアプリ化とピン留めする手順

Edgeブラウザを使いWebサイトのアプリ化と、スタート メニューおよびタスクバーにピン留めする手順を以下に示します。

  1. Edgeを起動します。(Edgeはスタートやタスクバーにピン留めされています)

  2. 任意のWebサイトを表示し、画面右上の「・・・」をクリックします。

    一例として本Webサイト(ガッテンPC)を表示しました。




  3. 開いたメニューの「アプリ」とサブメニューの「○○○○のインストール」を順番にクリックします。

    ○○○○にはWebサイト名が入ります。(ここではガッテンPC)




  4. インストールを確認するダイアログ ボックスが表示されます。

    「インストール」ボタンをクリックします。




  5. インストールが完了すると「インストールされているアプリ」というダイアログボックスが表示されます。

    「タスクバーにピン留する」と「スタートにピン留する」のボックスにチェックを入れます。(デフォルトでチェック入り)

    「許可」ボタンをクリックします。

    その他のチェックボックスについては、後述の「Tips」を参照。




  6. タスクバー右の通知領域に、タスクバーにピン留するかどうかのダイアログボックスが表示されます。

    「はい」ボタンをクリックします。




  7. Webサイトのページがアプリ化されて別のウィンドウで開きます。




  8. Windows 11のスタート メニューにアプリ化されたWebサイトがピン留めされます。




    タスクバーにもピン留めされました。




    勿論、すべてのアプリ一覧にもアプリとして登録されます。




  9. 以上で操作完了です。
「デスクトップ ショートカットを作成する」のボックスにもチェックを入れると、デスクトップにアプリ化したアイコンが表示されます。

「デバイス ログイン時の自動開始」にチェックを入れると、パソコンとEdgeのログインに合わせてアプリ化されたWebサイトも自動起動します。

3 後からスタートとタスクバーにピン留する手順

 何らかの操作により、アプリ化したWebサイトをスタートやタスクバーからピン留めを外した場合は、以下の手順で再度ピン留めできます。

本Webサイト(ガッテンPC)を事例にご紹介いたします。

  1. タスクバーの「スタート」ボタンと「スタートメニュー」右上の「すべて」を順番にクリックします。




  2. すべてのアプリ一覧が表示されます。

    ピン留めしたいアプリを右クリックし、コンテキストメニューの「スタートにピン留めする」をクリックします。




  3. 再度、ピン留めしたいアプリを右クリックし、コンテキストメニューの「詳細」と「タスクバーにピン留めする」を順番にクリックします。




  4. 以上で操作完了です。

4 アプリ化したWebサイトを削除する手順

不要になったアプリ化したWebサイトは、以下に示す手順で削除します。本Webサイト(ガッテンPC)を事例にご紹介いたします。

  1. スタートメニューーのピン留め済み一覧にあるアイコンを右クリックし、コンテキストメニューの「アンインストール」をクリックします。




  2. アプリをピン留めしていなければ、アプリ一覧にあるアイコンを右クリックし、コンテキストメニューの「アンインストール」をクリックします。




  3. 以上で操作完了です。

以上で「Microsoft Edgeの設定:よく見るWebサイトをアプリ化して素早くアクセスする方法」に関する解説を終わります。

Edgeの使い方については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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