Windows 11 新機能「クリーンアップ対象候補」とパワーアップした「クリップボード履歴」のご紹介

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2023年2月23日:書式の一部を修正

2021年10月のリリース以来、PCユーザーの間で話題に事欠かないWindows 11ですが、10からの乗り換えはまだスムーズには進んでいないようです。

乗り換えに必要なハードウェア要件が相当厳しいため、どうしようか迷っている人も相当数いるようで、これが乗り換えに慎重になる要因の一つのようです。

私の場合は、Windows 11を使用し始めてから約半年になりますが、Windows 10からかなり進化した魅力的なOSということを実感しています。

本Webサイトでは別記事で、Windows 11の機能や性能などをご紹介していますが、今回は、注目される新機能の「クリーンアップ対象候補」とパワーアップした「クリップボード履歴」について解説いたします。

Windows 11に関する記事については、以下のリンク先も合わせてご覧ください。

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「クリーンアップ対象候補」機能とは

新機能である「クリーンアップ対象候補」とは、ユーザー自身が作成し、かつ「不要なファイル、大きなファイルまたは未使用のファイル」および「使われていないアプリ」を対象として削除して、ストレージの空き容量を増やすものです。

Windows 10と11に搭載されているCドライブの「ディスクのクリーンアップ」は、システム関連で不要となったフアイルなどを削除する機能ですので、削除対象とするものが少し違うということになります。

また、「クリーンアップ対象候補」機能では、削除するかどうか判断するのは、あくまでユーザー自身が決める仕様になっています。

「クリーンアップ対象候補」機能の使い方

まず「一時ファイル」を削除してみましょう。一時ファイルと言うのはOSやアプリがデータを一時的に保存するファイルのことです。

  1. Windows 11の「設定」を起動します。

  2. 「システム」と「記憶域」を順番にクリックします。

    クリーンアップ対象候補画面


  3. 「記憶域の管理」内の「クリーンアップ対象候補」をクリックします。

    クリーンアップ対象候補画面


  4. 「ごみ箱」左にチェックを入れ、「〇〇MB」をクリーンアップします」をクリックすると「ごみ箱」を空にできます。

    クリーンアップ対象候補画面


  5. 上の画像の「詳細オプションを表示」をクリック、下の画像の削除したい項目にチェックを入れ、「ファイルの削除」をクリックします。

    クリーンアップ対象候補画面


  6. 続行画面から「続行」をクリックすると「一時ファイル」が削除されます。

    クリーンアップ対象候補画面

次にユーザー自身が作成した「大きなファイルまたは未使用のフアイル」、「クラウドに同期されたファイル」および「使用されていないアプリ」を削除してみましょう。

  1. Windows 11の「設定」を起動し、「システム」と「記憶域」を順番にクリックします。

  2. 「クリーンアップ対象候補」をクリックします。

  3. 「大きなファイルまたは未使用のファイル」をクリックします。

    クリーンアップ対象候補画面


  4. この画像では表示されていませんが、クリーンアップできる大きなファイルがあれば、「古いファイル」欄に表示されるので、チェックを入れて削除します。

    クリーンアップ対象候補画面


  5. 「最近使ったファイル」で不要なファイルを選択し、「〇〇MBクリーンアップ」をクリックして削除します。

    クリーンアップ対象候補画面


  6. 「クラウドに同期されたファイル」も同じように削除します。
    この画像では削除対象のファイルはありません。

    クリーンアップ対象候補画面


  7. 「使用されていないアプリ」では、今後も使う予定のないアプリを選択し、「〇〇MBをクリーンアップします」をクリックして削除します。
    なお、削除対象のアプリはUWPアプリ(ストアアプリ)に限られます。

    クリーンアップ対象候補画面

クリップボード履歴について

クリップボード履歴はWindows 11で機能が強化されました。
具体的にはWindows 10でも使用されている絵文字パネルが統合され、新たに絵文字や記号などの入力がクリップボード履歴でできるようになりました。

絵文字のほかに、顔文字、記号、GIFの動画にも対応しています。

ここではクリップボード履歴を使って絵文字や記号などを入力してみましょう。
クリップボード履歴はショートカットキー「Win + V」で開きます。

  1. メモ帳でもワードやエクセルなどテキストを入力できるアプリ何でもよいので起動します。
    ここでは「メモ帳」を起動しました。

  2. メモ帳で入力位置を選択します。

    クリップボード履歴画面


  3. ショートカットキー「Win + V」を押します。

  4. 以下のような画面が表示されるので、入力したい絵文字や顔文字、記号などを切り替えながら選択します。

    クリップボード履歴画面

上の画像①~⑥カテゴリーの説明は以下のとおりです。

:②~⑤までのカテゴリーすべてが表示されます。

クリップボード履歴画面


:顔文字、人、記念日、食べ物と食物、乗り物などの絵を選択できます。

クリップボード履歴画面


:GIF動画を選択できます。

クリップボード履歴画面


:絵文字を選択できます。

クリップボード履歴画面


:句読点や記号などを選択できます。

クリップボード履歴画面


:過去のクリップボード履歴を表示できます。

クリップボード履歴画面

 

以上で、Windows 11 新機能「クリーンアップ対象候補」とパワーアップした「クリップボード履歴」に関する解説を終わります。

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