Windows 11の設定:デスクトップ表示を整理整頓する5つの方法

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Windowsのデスクトップ画面は、さまざまなアイコンであふれかえっていませんか。デスクトップは手軽で便利な保存場所であり、とりあえずという感覚で何でも保存したくなります。

これを続けるとデスクトップは無秩序な表示状態になり、どこに何があるのわからなくなります。

雑然としたデスクトップは作業効率を大きく悪化させるとともにやる気さえも失います。

本稿では、散らかっているデスクトップを整理整頓する5つの方法について解説いたします。解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 24H2」です。

Windows 11のデスクトップについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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1 スタートメニューまたはタスクバーにアプリをピン留めする

アプリのショートカットやフォルダーなどでデスクトップを混雑させると、重要なアイテムを見つけにくくなります。

最もよく使うアプリはタスクバーにピン留めし、その次に使うアプリはスタートメニューにピン留めすると、デスクトップをスッキリと表示させつつ、アプリに簡単にアクセスできます。

  1. タスクバーの「スタート」ボタンと、右上の「すべて」を順番にクリックします。

    Windows 11のピン留め設定画面


  2. タスクバーにピン留めしたいアプリを右クリックします。

    メニューの「詳細」と「タスクバーにピン留めする」を順番にクリックします。

    Windows 11のピン留め設定画面


  3. 選択したアプリはタスクバーにピン留めされます。

    Windows 11のピン留め設定画面


  4. タスクバーのスペースに余裕がない場合や、タスクバーのアイコンが多いときは、右クリックメニューの「スタートにピン留めする」をクリックします。

    Windows 11のピン留め設定画面


  5. アプリはスタートにピン留めされます。

    Windows 11のピン留め設定画面


  6. ピン留めしたアプリは、シングルクリックで開くことができます。

  7. 以上で操作完了です。

 タスクバーとスタートにピン留めする手順については、以下の関連記事をご参照ください。

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2 フォルダーをクイックアクセスにピン留めする

Windowsデスクトップには、アプリ以外にもフォルダー アイコンが作成されているのではないでしょうか。

これらのフォルダーをタスクバーやスタートにピン留めすることもできますが、より効率的な方法は、ファイル エクスプローラーのクイックアクセスに以下の手順でピン留めすることです。

  1. デスクトップに表示されているフォルダーを右クリックし、「クイックアクセスにピン留め」をクリックします。

    一例として「PDF21」というフォルダーを右クリックしています。

    Windows 11のピン留め設定画面


  2. フォルダーは、ファイル エクスプローラーの左ペインにある「ナビゲーション ウィンドウ」に表示され、簡単にアクセスできるようになります。

    Windows 11のピン留め設定画面


  3. ファイル エクスプローラーをタスクバーにピン留めしている場合は、エクスプローラー アイコンを右クリックすると、表示されたジャンプリストからピン留めしたフォルダーに素早くアクセスできます。

    Windows 11のピン留め設定画面


  4. これにより、デスクトップに表示されるアイコンを減らしてよく使うフォルダーに効率的にアクセスできます。

  5. 以上で操作完了です。

3 アイコンを自動整列させる

デスクトップアイコンが散らばっていると雑然とした印象を与えます。このようなときは「アイコンの自動整列」機能を利用します。

本機能はデスクトップアイコンを自動でグリッド(縦横に規則正しく並べる)で整列してくれます。

また、追加したアイコンも同じように自動的に整列するため、手動でアイコンを整理するより手間が省けます。

デスクトップアイコンの整列手順については、以下の関連記事をご参照ください。

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4 不要なファイルやショートカットを削除する

時間の経過とともに、デスクトップには不要なファイルやフォルダーが蓄積されていき、何が保存されているのか判断できなくなります。

このような状態を回避するために、デスクトップ上の古いファイルや不要な画像、使ってもいないショートカットは次々とごみ箱に移動させます。

  1. 削除したいファイルやフォルダーあるいはショートカットを右クリックします。

    コンテキストメニューの「削除」をクリックします。

    Windows 11のピン留め設定画面


  2. 削除されたファイルなどはごみ箱に移動します。

    フォルダーの容量が大きすぎてごみ箱へ移動できない場合は、以下のダイアログが表示されます。

    「はい」ボタンをクリックすると、ごみ箱には移動しないで完全に削除されます。

    Windows 11のピン留め設定画面


  3. 以上で操作完了です。

5 デスクトップ アイコンを非表示にする

スッキリとしたデスクトップ画面にする究極的な設定と言ったらよいでしょうか。Windowsにはすべてのデスクトップアイコンを非表示にし、必要なときにいつでも元に戻すことができるオプションが用意されています。

作業に集中したい場合やプレゼンテーションのとき、特定のファイルなどのスクリーンショットを撮る必要がある場合などに便利な機能です。

  1. デスクトップの何も表示されていない場所を右クリックします。

    コンテキストメニューの「表示」と、サブメニューの「デスクトップ アイコンの表示」を順番にクリックしてチェックを外します。

    Windows 11のピン留め設定画面


  2. 全てのデスクトップ アイコンは非表示になります。

    Windows 11のピン留め設定画面


  3. アイコンを再度表示するには、同じ手順を繰り返して「デスクトップ アイコンの表示」にチェックを入れます。

  4. 以上で操作完了です。

以上で「Windows 11の設定:デスクトップ表示を整理整頓する5つの方法」に関する解説を終わります。

Windows 11のデスクトップについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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