Windows 11の設定:エクスプローラーのレイアウト表示をショートカットキーで行う方法

Windows 11におけるファイル エクスプローラーのレイアウト表示の変更は、通常、 ファイル エクスプローラーのコマンドバーにある「表示」タブから行います。

(レイアウト表示というのは、ファイル エクスプローラーに表示されるファイルやフォルダー アイコンのサイズのことです。)

ここにいちいちアクセスして表示を切り替えるのは面倒くさいと思いませんか? こんな戸惑いを解決する方法があります。

それがショートカットキーを使ってレイアウト表示を変更する方法です。これだけではありません。

キーボードの「Ctrl」キーを押したままマウス ホイールを回転させれば、それぞれの中間サイズを指定できるのです。

本稿では、Windows 11におけるファイル エクスプローラーのレイアウト表示を、ショートカットキーで行う方法について解説いたします。

解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 25H2」です。OSのバージョンにより表示内容や操作手順が異なることもあります。

Windows 11のキーボード ショートカットについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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1 通常のレイアウト変更手順

ファイル エクスプローラーの一般的なレイアウト変更は、以下に示す手順で行います。

  • ファイル エクスプローラーを開き、コマンドバーにある「表示」タブをクリックします。




  • 「特大アイコン」から「コンテンツ」までのレイアウトが表示されます。




  • 任意の「レイアウト」を選択します。

こう言った手順で操作を進めますが、これが意外と面倒くさいのです。また、ファイル エクスプローラーの画面を縮小して表示している場合は、この「表示」タブが隠れるため、画面をズームする手間が生じます。

今回ご紹介するショートカットキーによるレイアウト表示の変更は、このような手間を省いて素早く変更できます。

2 ショートカットキーでレイアウト表示を変更する手順

ショートカットキーでレイアウト表示を変更する場合は、キーボードの「Ctrl」と「Shift」キーおよびレイアウトに割り当てられている「番号」を一緒に押すことで完結します。

たとえば「特大アイコン」表示は、キーボート ショートカットの「Ctrl + Shift + 1」を押します。

その割り当て番号を以下に示します。テンキーは対応しないので注意してください。

レイアウト 割り当て番号

特大アイコン

1
大アイコン 2
中アイコン 3
小アイコン 4
一覧 5
詳細 6
並べて表示 7
コンテンツ 8

レイアウト表示は以下のとおりです。

  • 特大アイコン「Ctrl + Shift + 1」




  • 大アイコン「Ctrl + Shift + 2」




  • 中アイコン「Ctrl + Shift + 3」




  • 小アイコン「Ctrl + Shift + 4」




  • 一覧「Ctrl + Shift + 5」




  • 詳細「Ctrl + Shift + 6」




  • 並べて表示「Ctrl + Shift + 7」




  • コンテンツ「Ctrl + Shift + 8」

3 「Ctrl」キーとマウスホイールによるレイアウト表示変更手順

冒頭でも述べていますが、キーボードの「Ctrl」キーを押しながらマウスホイールを前後に回転させると、任意のレイアウト サイズを指定できます。

たとえば、特大アイコンと大アイコンの中間も選択できるため、細かいレイアウトを表示できます。

ショートカットキーを使うことに慣れていない場合は、こちらのほうが速く変更できます。

  1. ファイル エクスプローラーを起動します。

  2. 一例としてピクチャフォルダを開き「特大アイコン」を表示しました。




  3. キーボードの「Ctrl」キーを押しながらマウスホイールを手前側(自分側)に回転します。

    レイアウトは特大アイコンと大アイコンの中間で表示されます。




  4. サイズを大きくしたい場合は、マウスホイールを奥側(ディスプレイ側)に回転します。

  5. 以上で操作は完了です。

以上で「Windows 11の設定:エクスプローラーのレイアウト表示をショートカットキーで行う方法」に関する解説を終わります。

Windows 11のキーボード ショートカットについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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