Windows 11のプライバシー設定:プライベートな情報を送信しない方法

Windows OSは、ユーザーに関するあらゆる種類のデータをデフォルトで収集しています。これはユーザーエクスペリエンス(利便性)を向上させることを目的としていますが、プライバシー情報の流出という懸念も引き起こす可能性があります。

例えば、Windowsはデフォルトで診断データをMicrosoftに送信するように設定されています。これには、アプリの使用状況、システムパフォーマンス、さらには様々な機能の操作方法に関する情報も含まれます。

さらに、広告トラッキングデータを使ってパーソナライズされた広告を配信したり、位置情報サービスもデフォルトで有効化されており、ユーザーの位置情報を追跡できる仕様になっています。

そのため、Windowsの設定を最適化してプライバシーを保護することが重要です。

本稿では、Windows 11におけるプライバシー設定を見直して、個人情報の送信を無効化する方法について解説いたします。

本稿で解説している内容は、以下に示す記事に加筆及び修正しているものです。興味があればどうぞご覧ください。

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解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 25H2」です。OSのアップデートにより、設定内容や操作手順が異なることもあります。

本設定は閲読している全ての皆さんに強制するものではありません。内容を確認して、自身の使い方に合わせて最良の設定をしてください。

Windows 11のプライバシー設定については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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Windows 11のセキュリティ設定については、以下の関連記事をご参照ください。

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1 プライバシーの「全般」を設定する手順

Windows 11のプライバシー設定の基本となる最も重要な項目です。

  1. タスクバーの「スタート」ボタンを右クリックして、クイックリンクメニューの「設定」をクリックします。




  2. 設定画面が表示されます。

    左ペインにある「プライバシーとセキュリティ」と、右ペインの「全般」を順番にクリックします。




  3. プライバシーの全般を設定する画面が表示されます。

    5項目のトグルスイッチをすべてオフにします。(設定内容は後述①~⑤の番号を参照)




  4. 以上で操作は完了です。
① ユーザーの利用状況などを元に興味・関心に合った広告を表示するかどうかの設定

② ブラウザやウェブサイトがWindowsに設定されている言語(日本語など)を優先的に読み取る設定

③ ユーザーがどのアプリをよく使っているか を把握して、スタートメニューや検索結果に反映させる設定

④ 設定アプリ画面の中に、Microsoftからのヒントや案内を表示するかどうかの設定

⑤ 設定アプリ内で、お知らせ・注意喚起・案内などの通知を表示するかどうかの設定

2 診断とフィードバックを無効化する手順

「診断とフィードバック」は、閲覧したウェブサイトやアプリの使用状況、機能の操作、発生したエラーなどの情報をMicrosoftに送信する機能です。

これらのデータは、ソフトウェアのバグを修正するなど、オペレーティングシステムの改善に役立ちますが、プライバシーを重視するユーザーにとっては煩わしく感じます。

そのように感じる人は以下に示す手順で無効化しましょう。

  1. 前述の見出し1の手順②まで実行して「プライバシーとセキュリティ」の設定画面を表示します。

    右ペインにある「診断とフィードバック」をクリックします。




  2. 診断データ画面が表示されます。

    「オプションの診断データを送信する」のトグルスイッチをオフにします。

    (Windows Insider Programに参加する場合はオフにしないでください。)




  3. 同じ右ペインにある「診断データの削除」をクリックします。




    下に表示された「削除」ボタンをクリックします。

    削除することで、これまでに収集されたデータはMicrosoftのサーバーから削除されます。




  4. 以上で操作は完了です。

3 検索履歴を無効化する手順

Windows のデフォルトの検索機能は、ローカルファイルだけでなく、OneDriveやOutlook、その他の Microsoft サービスなど、Web 上のコンテンツも検索します。

さらに、Windows は検索エクスペリエンスを向上させるため、すべての検索クエリ(質問、キーワードなど)を記録します。

これも以下に示す手順で検索履歴の保存を停止しましょう。

  1. 上記で説明している手順で「プライバシーとセキュリティ」画面を表示します。

    右ペインにある「検索」欄をクリックします。

     


  2. 表示された「履歴の検索」右にあるトグルスイッチをオフにします。

    「デバイスの検索履歴をクリア」欄の「クリア」ボタンをクリックします。

    「検索のハイライトを表示する」欄のトグルスイッチをオフにします。

    「Microsoft アカウント」欄のトグルスイッチをオフにします。

    「職場または学校アカウント」欄のトグルスイッチをオフにします。




  3. 以上で操作は完了です。

4 カメラとマイクへアクセスするアプリを厳格化する手順

カメラとマイクは、プライベートな瞬間や会話を録画できるため、PC上で機密性の高いデバイスの一つです。

しかしながら、多くのアプリがビデオ通話、音声録音、会議などでこれらの機能へのアクセスを要求するため、カメラとマイクのアクセスを完全に無効にすることは現実的ではありません。

そこで、カメラとマイクにアクセスできるアプリを確認して、プライバシーを侵害する可能性のあるアプリやプログラムからのアクセスを無効化します。

つまり、カメラとマイクへのアクセスを必要とするアプリは許可して、それ以外のアプリからのアクセスは無効にする設定です。

本設定は、以下に示す関連記事内の「位置情報」へのアクセス許可と同じ手順です。

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カメラとマイクのアクセス許可の設定手順を以下に示します。

  1. 上記で説明している手順で「プライバシーとセキュリティ」画面を表示します。

    右ペインをスクロールダウンして「アプリのアクセス許可」欄の「カメラ」をクリックします。




  2. 「カメラ」の設定画面が表示されます。

    デフォルトで「カメラへのアクセス」のトグルスイッチはオン(有効化)になっています。

    全てのアプリからのカメラへのアクセスを無効化する場合は、トグルスイッチをオフにします。




    カメラへのアクセスが必要なアプリ(リモートワークやゲーム、顔認証などで使うアプリ)があれば、「カメラへのアクセス」のトグルスイッチをオンにして、アプリごとにオン・オフの設定を行います。




  3. 「プライバシーとセキュリティ」画面に戻ります。

    「マイク」をクリックします。




  4. 「マイク」の設定画面が表示されます。

    前述の「カメラ」と同じ考え方で設定を行います。




  5. 以上で操作は完了です。

以上で「Windows 11のプライバシー設定:プライベートな情報を送信しない方法」に関する解説を終わります。

Googleのプライバシー設定については、以下の関連記事をご参照ください。

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