Windowsのスライドショー機能は、画像や写真を自動的に表示する機能です。この機能を使うことで、ユーザーが選択したフォルダー内の画像を一定間隔で順番ごと、またはランダムに次の画像に切り替えて表示します。
本記事ではWindows 11のロック画面にスライドショーを設定する方法について解説いたします。
解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 24H2 OSビルド：26100.1742」です。
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1 スライドショーの概要
Windows 11のスライドショー機能は、ピクチャなど指定したフォルダー内の画像を自動的に切り替えて表示する機能です。
この機能は次の場所で利用できます。
- ロック画面
ロック画面とはパソコンを起動したとき、サインアウトしたとき、スリープから復帰したとき、あるいは一定時間操作しなかったときに表示される画面です。
ロック画面にスライドショーを設定すると、デバイスがロックされている間、選択したフォルダー内の画像が一定間隔で切り替わります。 - デスクトップの背景
デスクトップの壁紙としてスライドショーを設定すると、指定した間隔で切り替わります。
デスクトップの背景にスライドショーを設定する方法については、以下の関連記事をご参照ください。
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スライドショーの主な特徴は以下のとおりです。
- 複数画像の表示
お気に入りの写真や美しい画像で彩ることで、デバイスの外観をカスタマイズでき、個人的な満足感を高めることができます。 - リフレッシュ効果がある
異なる画像が次々と表示されることで、新鮮な気持ちを得られます。 - 実用性がある
スライドショー機能を利用すると、写真のアルバムを見返す手間もなく、簡単に思い出の写真を振り返ることができます。
ロック画面のスライドショーでは、画像の切り替え間隔は設定できず、概ね、15秒～20秒間隔で自動的に切り替わります。
2 スライドショーを設定する手順
まず、ロック画面にスライドショーを表示するための複数画像を用意します。
エクスプローラーで任意の場所にフォルダーを作成し、複数の画像ファイルを保存しておけばよいでしょう。
すでにこのようなフォルダーが準備されていればそれを使います。
画像の準備ができたら以下の手順でスライドショーの設定を行います。
- タスクバーの「スタート」ボタンを右クリックし、コンテキストメニューの「設定」をクリックします。
- 設定画面が開きます。
左ペインの「個人用設定」と右ペインの「ロック画面」を順番にクリックします。
- 表示された右ペインの「ロック画面を個人用に設定」欄右にある「∨」をクリックします。
- メニューの「スライドショー」を選択します。
- この下にある「スライドショーにアルバムを追加する」の右にある「参照」をクリックします。
- ファイル エクスプローラー画面が開きます。
画像が保存されているフォルダーをダブルクリックするか、フォルダーを選択して右下の「フォルダーを選択」をクリックします。
一例として、Ⅾドライブの「スライドショー画像」フォルダーを選択しました。
- 画面は設定に遷移します。
「スライドショー画像」フォルダーが追加されました。
不要な「画像」「ピクチャ」といったフォルダーは削除します。（スライドショーから削除されるだけです）
- 以上でスライドショーの準備は完了です。
実際に動作するか確認します。
3 スライドショーの詳細設定
デフォルトの設定でもよいかと思いますが、さらに使いやすくしましょう。
- ロック画面にトリビアやヒントなどの情報を表示する
トリビアとは瑣末な雑学のような知識のことを言い、ヒントはWindowsを操作する際の情報を表示します。
画面が煩雑になるので、私はオフにしています。 - このPCとOneDriveのカメラロール フォルダーを含める
オンにする必要はありません。オンにすると使い勝手が非常に悪くなります。 - 画面にフィットする画像だけを使う
迷うことなくオンです。 - バッテリー電源を使っているときに、スライドショーを再生する
ノートPCの場合はオフにしたほうがよいでしょう。 - PCがアイドル状態の場合は、画面をオフにする代わりにロック画面を表示する
オン・オフどちらを選択してもよいでしょう。 - 次の時間スライドショーを再生後、ディスプレイの電源を切る
「30分」「1時間」「3時間」「電源を切らない」から選択できます。
PCの使用環境で選んだらよいでしょう。
以上で「Windows 11による画像のスライドショー：ロック画面に設定する方法」に関する解説を終わります。
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