Windows 11の設定：通知領域のアイコンを表示・非表示にする方法

Windows 11のデスクトップ画面右下のアイコンが並んでいるエリアは、「通知領域」「システム トレイ」などと呼ばれています。

通知領域のアイコンの表示/非表示は、使いやすさを考えて設定アプリから自分で決めることができます。

本記事では、Windows 11の通知領域に表示されるアイコンを、表示または非表示にする方法について解説いたします。

解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 23H2」です。

Windows 11の画面表示や設定方法などについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

1　通知領域のアイコン表示

Windows 11画面右下の通知領域には、以下の画像のように隠れているインジケーター、IME、インターネット アクセス、音量などの複数アイコンが並んでいます。

表示されるアイコンは、ユーザーそれぞれの使用環境で異なります。

こうしたアイコンの表示/非表示は、設定アプリの以下の画面から実行します。

なお、「インターネット アクセス」「スピーカー」「バッテリーの状態（ノートPCのみ）」「日本語入力」については非表示にすることはできません。

2　システムトレイ アイコンの設定

「システムトレイ アイコン」項目からは、通知領域のアイコンの表示または非表示設定ができます。

• [ペン]メニュー
• タッチ キーボード
• 仮想タッチパッド

これらアイコンの表示/非表示の設定手順は以下のとおりです。

1. タスクバーの何も表示されていない部分で右クリックします。
   
   表示されたコンテキストメニューの「タスクバーの設定」をクリックします。
   
   
   
   
   
2. 「設定」アプリの「個人用設定」>タスクバー画面が開きます。
   
   右ペインのシステムトレイ アイコン欄に表示されている「ペン メニュー」と、「仮想タッチパッド」のトグルスイッチをオンまたはオフに設定します。
   
   
   
   
   
3. 「タッチ キーボード」は、右端の「∨」をクリックして、プルダウンメニューから任意の表示方法を選択します。
   
   

3　その他のシステムトレイ アイコンの設定

「その他のシステムトレイ アイコン」には、パソコンにインストールされているアプリ アイコンを個別に表示/非表示に設定できます。

インストールされているアプリのすべては表示されず、その一部を表示することができます。

また、アクティブ（動作中）ではないアプリのアイコンは、本設定でオンにしても表示されません。

1. 上述の見出し2手順②の画面表示まで実行します。
   
   
2. 右ペインの「その他のシステムトレイ アイコン」をクリックします。
   
   
   
   
   
3. 「非表示のアイコン メニュー」のトグルスイッチがオンになっていることを確認します。
   
   オフになっていると、通知領域の「∧」または「∨」（隠れているインジケーター）が非表示になります。
   
   表示された一覧から、設定したいアプリのトグルスイッチをオンまたはオフにします。
   
   一例として「Caesium Image Compressor」と「LINE」をオンにしました。
   
   
   
   
   
4. 右下の通知領域に「Caesium Image Compressor」と「LINE」のアイコンが表示されました。
   
   

以上の設定で多くのアプリをオンにすると、通知領域にたくさんのアイコンがならんでしまい、タスクバーが煩雑になります。

それを避けるため、ときどき確認したいアプリ以外はオフに設定して、「∧:隠れているインジケーター」に格納することをお勧めします。

アプリのトグルスイッチをオフにして、「∧:隠れているインジケーター」に格納すると、通知領域の表示は以下のようになります。

これらのアプリはすべてアクティブな状態です（バックグラウンドで動作中）

なお、「隠れているインジケーター」内のアプリは、タスクバーの「⋀ ⋁」にドラッグ＆ドロップすることで出し入れできます。

以上で「Windows 11の設定：通知領域のアイコンを表示・非表示にする方法」に関する解説を終わります。

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