Chromeで右クリックを使いこなす:Webページで操作する方法

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マウスによる右クリックは、WindowsやOfficeなどの操作で大いに利用されます。Google Chrome(以後、Chromeと呼称)やMicrosoft Edge(以後、Edge)と言ったウェブブラウザでも絶大な効果を発揮します。

右クリックはコンテキストメニューとも呼ばれ、本機能を有効活用することで作業効率は数段アップします。

本稿では、ウェブブラウザのChromeによる右クリックを効率的に操作する方法について解説いたします。

他のブラウザEdgeやFirefoxでも同様の操作は可能です。

解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 24H2」です。Windowsによる右クリック操作については、以下の関連記事をご参照ください。

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1 Webページの画像を右クリックする

  1. 任意のWebページを開いて、表示された画像を右クリックします。

    一例として当サイトのWebページを開いています。

    コンテキストメニューが表示されます。

    Chromeの右クリックメニュー画像

画像の右クリックによる主なコンテキストメニューの内容を以下に示します。

  • 「新しいタブで画像を開く」
    画像だけを新しいタブで表示できます。

    Chromeの右クリックメニュー画像

  • 「名前を付けて画像を保存」
    エクスプローラーが開き、画像をファイルとして保存できます。

  • 「画像をコピー」
    画像はクリップボードに保存され、他のアプリなどに貼り付けて編集できます。

  • 「画像アドレスをコピー」
    画像アドレスがクリップボードに保存され、アドレスバーに貼り付けると画像を表示できます。

  • 「この画像のQRコードを作成」
    画像のQRコードが自動で作成され、QRコードのコピーやダウンロードができます。

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  • 「Googleレンズで検索」
    Googleレンズでこのページ全体をコピーしたり、関連する検索ができます。

2 何もない場所で右クリックする

Webページの何もないところを右クリックして表示される主なコンテキストメニューを以下に示します。

  1. Webページの何も表示されていない場所を右クリックします。

    コンテキストメニューが表示されます。

    Chromeの右クリックメニュー画像


  2. 「印刷」を選択すると、Webページの印刷やPDFファイルとして保存できます。

    Chromeの右クリックメニュー画像


  3. 「リーディングモードで開く」を選択すると、本文のテキストのみをサイドパネルに表示して読みやすくします。

    Chromeの右クリックメニュー画像


  4. 「お使いのデバイスに送信」を選択すると、Webページを同じGoogleアカウントで同期設定されているデバイスに送信できます。

    Chromeの右クリックメニュー画像

3 タイトルバーを右クリックする

Chromeのタイトルバーを右クリックして表示される主なコンテキストメニューを以下に示します。

  1. Chromeを開き、画面最上部のタイトルバーを右クリックします。

    コンテキストメニューが表示されます。

  2. 「閉じたタブを開く」を選択すると、直前に閉じたタブを復元できます。

    Chromeの右クリックメニュー画像


  3. 任意のWebページが開いている状態で、ツールバーに表示されている「←」を右クリックします。

    「全履歴を表示」をクリックします。

    Chromeの右クリックメニュー画像


  4. 過去に表示した履歴がすべて表示されます。

    Chromeの右クリックメニュー画像

4 リンクを右クリックする

Webページに表示されているリンクをクリックすると、リンク先のページがそのタブに表示されます。

一方、リンクを右クリックすると、プライベート ブラウジングができるシークレットモードで表示できます。

  1. 任意のWebページを表示します。

  2. 任意のリンクを右クリックします。

    コンテキストメニューが表示されます。

    「シークレット ウィンドウで開く」をクリックします。

    Chromeの右クリックメニュー画像


  3. 別ウィンドウで、リンクが「シークレット モード」で開きます。

    Chromeの右クリックメニュー画像


  4. リンクを「新しいタブ」や「新しいウィンドウ」で開くこともできます。
Chromeのシークレットモードは、閲覧中にデバイスに履歴やCookie、サイトデータ、フォームの入力情報などを保存しないプライベートブラウジング機能です。

このモードでは、同じデバイスを使う他のユーザーからインターネット上のアクティビティを隠すことができ、ブラウザを閉じるとこれらの情報は消去されます。

5 テキストを選択して右クリックする

Webページ上の文字列を選択して、右クリックで表示されるメニューを以下に示します。

  1. 任意のWebページを開き、文字列を選択(ハイライト)します。一例として「ストリーミング」をハイライト表示しました。

    選択した文字列で右クリックしてコンテキストメニューを表示します。

    「Googleでストリーミングを検索」をクリックします。Chromeの右クリックメニュー画像


  2. Googleの検索画面が開き、選択した文字列が検索されます。

    Chromeの右クリックメニュー画像

以上で「Chromeで右クリックを使いこなす:Webページで操作する方法」に関する解説を終わります。

Windows 11のマウス操作については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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