2022年3月3日 更新
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「ウイルスと細菌は違うものなの?同じでしょう。」と考えている人もいるでしょう。実はこれがまったく違う生物なんです。
細菌とウイルスの違いとは
【大きさ】
どちらも非常に小さく、肉眼で見ることはできません。
細菌
細菌は細胞を持ち、自己複製能力を持った微生物です。一つの細胞しか無いので単細胞生物です。
大きさは、通常1mmの1/1000の単位【μm(マイクロメートル)】が用いられます。細菌は光学顕微鏡で見ることができます。
例)ブドウ球菌は、直径約0.8~1.0μmの球状ウイルス
ウイルスは、蛋白質の外殻、内部に遺伝子(DNA、RNA)を持っただけの単純な構造の微生物です。細菌のように栄養を摂取してエネルギーを生産するような生命活動は行いません。
大きさは、細菌よりもはるかに小さく、μmの更に1/1000の単位【nm(ナノメートル)】が用いられます。ウイルスを見るには電子顕微鏡が必要です。
細胞を宿主にするため、ウイルスがより小さいのは当然です。
例)ノロウイルスは、直径約30nm【増殖】
細菌
糖などの栄養と水があり、適切な環境のもとでは、生きた細胞がなくても自分自身で増殖できます。
ウイルス
たとえ栄養と水があったとしても、細菌とは異なり、ウイルス単独では生存できません。ウイルスは、自分自身で増殖する能力が無く、生きた細胞の中でしか増殖できませんので、他の生物を宿主にして自己を複製することでのみ増殖します。ウイルスが感染した細胞は、ウイルスが増殖して多量のウイルスが細胞外に出てくるため死滅します。そして、その増殖したウイルスがまた他の細胞に入り込んで増殖を続けます。そのため、宿主の細胞が次々と死滅してゆくことで生物は耐えることができずに死亡に至るわけです。すなわち、ウイルスにとって、他の個体へ感染させ続けることが生き残るための必須条件です。感染力はウイルスにより異なります。
引用元:株式会社東邦微生物病研究所
コロナの感染拡大、特に最近のオミクロン株の爆発的感染は、日常生活にも大きな影を落としています。
そんな現状を受け、今回はウイルスや細菌によるパンデミック映画について、興味をひかれた作品をご紹介いたします。
* パンデミック(Pandemic)とは、地理的に広い範囲の世界的流行および、非常に多くの数の感染者や患者を発生する流行を意味するものです。
今回ご紹介する映画は、私自身が動画配信サービスやレンタルショップの利用、あるいはディスクを購入して比較的面白かった作品中、現在も何らかの方法で視聴できる映画を選択しています。
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今回はコロナ過の現状を受け、ウイルスや細菌によるパンデミックを扱った映画をご紹介しました。
以上で「ウイルスと細菌に関連するパンデミック映画」に関する解説を終わります。