不朽の名作映画! 感動・勇気・涙の洋画集大成!

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やっぱり映画っていいな

「さよなら、さよなら、さよなら」このようにさよならを3回繰り返すと、ん! 何か聞いたことがあるな。と、思われる人が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

そうです。あの淀川長治さん(「ヨドチョーさん」1998年11月11日没89歳)の締めくくりの語り口ですね。

テレビ朝日系列(旧NET)で放映していた「日曜洋画劇場」の解説を長きにわたって務め、お茶の間では独特の解説と締めくくりの言葉で大人気でした。

私も、若い時代から映画、それも洋画の大ファンで「日曜洋画劇場」も欠かさず観ていた記憶があります。

ヨドチョーさんは映画について、こんな言葉を残しています。

「名作映画は、人類にとって最高の総合芸術である。どの映画にもみどころはある。」

 本記事では、今までの人生で観た映画の中で、感激した映画、興奮した映画、涙した映画など記憶に残っている洋画について、時代を追いながら、アカデミー賞受賞関連の内容も合わせてご紹介いたします。

 自身が団塊の世代なので古典的な洋画も出てきますが、いくら時代を経ても良い作品はやはり素晴らしいです。今後、洋画を観るときに本記事を参考にしてください。

ここからは1950年代以降制作された洋画について、ジャンル別に制作・公開年の古い順にご紹介いたします。


ジャンルについては、一般的に定義されたものはありませんが、私の自己判断に基づき、次の7部門に分けて解説しますのでご了承ください。

関連記事:映画「裏切りのサーカス」とは

♦ ドラマ映画

♦ ミステリー・サスペンス映画

♦ SF映画

♦ ドラマ映画

風と共に去りぬ 1939年 アメリカ映画

映画「風と共に去りぬ」の画像
引用元:imdb.com

この映画の原作は誰もが知っている、マーガレット・ミッチェル著「風と共に去りぬ」で、原題は「Gone with the Wind」、小説も映画も当時は世界的な大ヒットでした。

物語は明治維新ならぬ、アメリカ維新というべき、南北戦争前後の激動期を背景に、勝ち気でわがままヒロイン、スカーレット・オハラとそれをめぐる男たちの交流関係を描いた作品です。

主演は多数の候補者の中から、イギリスの舞台女優「ヴィヴィアン・リー」が難関をかいくぐって射止めた。
清楚なメラニー役を演じたオリビア・デ・ハヴィランドは、イギリス人ですが1916年に東京で生まれています。
私は、この映画をかなり以前にリバイバルで観ていますが、物語の内容とスケールの大きさ、主題曲「タラのテーマ」が忘れられず、Bluーrayまで購入しました。

監督:ヴィクター・フレミング
主演:ヴィヴィアン・リー
主演:クラーク・ゲーブル
共演:オリビア・デ・ハヴィランド
   レスリー・ハワード
1939年 第12回アカデミー賞の作品賞、主演女優賞をはじめとして、9部門受賞と総なめにしています。

禁じられた遊び 1952年 フランス映画

映画「禁じられた遊び」の画像
引用元:imdb.com

この映画は高校時代にリバイバル映画として、その後はテレビ放映、レンタルビデオで観ています。
主演の「ブリジット・フォッセー(5歳くらい)の名演もさることながら、その可愛さは言葉では表しようがありません。
名監督ルネ・クレマンが、伝説的ギターリスト ナルシソ・イエペスの名演奏「愛のロマンス」をバックに 、戦争の恐怖とむごさを 見事に表現しました。
冒頭の戦闘機による対地射撃には強烈なインパクトを受けました。

監督:ルネ・クレマン
主演:ブリジット・フォッセー

1952年 第25回アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞
1952年ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞
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アラバマ物語  1962年  アメリカ映画

映画「アラバマ物語」の画像
引用元:imdb.com

1960年に大ベストセラーになった、ハーパー・リーの自伝小説「アラバマ物語」が原作です。
「風と共に去りぬ」と同様にアメリカ南部がドラマの舞台で、黒人に対する人種差別を真っ向から扱った法廷ドラマです。
主演グレゴリー・ペックが、知的で人格者の弁護士役を、彼のキャラクターそのままに演じて、アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
小説、映画ともに原題は「 TO KILL A MOCKINGBIRD 」(マネシツグミを殺すこと)ですが、非常に意味のある題名です。
「マネシツグミは何も悪いことはしない優しい鳥だ。そんな鳥を殺してはいけない。純真、正直な人間性を失うことと同じだよ。」と言っているのではないかと私なりに考えています。
私はこの映画を動画配信サービスとBS放送で観ています。

監督:ロバート・マリガン
主演:グレゴリー・ペック

1963年 第35回アカデミー賞 主演男優賞、美術賞、脚色賞受賞

ゴッド・ファーザー 1972年 アメリカ映画

映画「ゴッド・ファーザー」の画像
引用元:imdb.com

ゴッドファーザー三部作の第一作目で、イタリアンマフィアをテーマに、ギャング同士の抗争を扱ったドラマです。
むごいシーンもありますが、全体的にはギャング映画というより、ヒューマンドラマと言ったほうがおさまりが良いかと思います。
この映画の最大の見どころは、主演マーロン・ブランドにつきます。
本作品でもアカデミー主演男優賞を受賞しますが、彼のカリスマ性と存在感を前面に押し出した演技力は、1979年の「地獄の黙示録」へと続いていきます。
若かりし頃のアル・パチーノがゴッドファーザーの息子役で出演していますが、彼独特のあくの強さが垣間見える演技をしています。

監督:フランシス・フォード・コッポラ
主演:マーロン・ブランド
助演:アル・パチーノ

1973年 第45回アカデミー賞 作品賞、主演男優賞、脚色賞の3部門受賞
なお、1975年にも第2作目の「ゴッドファーザー PartⅡ」で作品賞を受賞しています。

ガンジー 1982年 イギリス・インド・アメリカ合作映画

映画「ガンジー」の画像
引用元:imdb.com

学校の教科書でもおなじみの、インド独立の父と言われるマハトマ・ガンジーの伝記映画です。
殴られようと、罵声を浴びようと、最後まで非暴力主義を貫きながら、イギリス領であったインド独立への道を開きました。
インド共和国誕生の過程がよく理解できるドラマです。
ガンジー役の「ベン・キングズレー」はイギリス人俳優ですが、インド人の血を引いており、まさに本物のガンジーに生き写しというほどまでの風貌をしています。
監督は、「遠すぎた橋」などでメガホンを取った「リチャード・アッテンボロー」こちらもイギリス人です。

監督:リチャード・アッテンボロー
主演:ベン・キングズレー

1983年 第55回アカデミー賞 作品賞、監督賞、主演男優賞など9部門受賞

アマデウス 1984年 アメリカ映画

映画「アマデウス」の画像
引用元:imdb.com

オペラや、クラシック音楽好きの人にとってはたまらない映画です。見逃すと大損をした気分になります。
ロイヤル・ナショナル・シアターやブロードウェイの舞台で上演されていた戯曲を、映画化したものです。
モーツァルト役の「トム・ハルス」、「サリエル」役のF・マーリー・エイブラハムどちらも主演として演技していますが、サリエルの視点で物語は経過します。
題名の「アマデウス」はモーツァルトの本名ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのミドルネームからとったものと思われます。

監督:ミロス・フォアマン
主演: F・マーリー・エイブラハム  
   トム・ハルス

1985年 第57回アカデミー賞 作品賞、監督賞、主演男優賞など8部門受賞

シンドラーのリスト 1993年 アメリカ映画

映画「シンドラーのリスト」の画像
引用元:imdb.com

オーストラリア人の小説家トーマス・ケニーリーが書いた「シンドラーの箱舟」が原作です。
1200人と言われるポーランド系ユダヤ人たちを、ガス室送りから救うストーリーを、 監督スティーヴン・スピルバーグ がドキュメンタリータッチで描いています。
ホロコーストを扱った映画では代表的な作品であり、 スティーヴン・スピルバーグ 自身にとっても代表作になりました。
オスカー・シンドラー役を「スターウォーズ」や96時間といったアクション映画で人気のリーアム・ニーソンが演じています。

監督: スティーヴン・スピルバーグ
主演:リーアム・ニーソン

1994年 第66回アカデミー賞 作品賞、監督賞、脚色賞など7部門受賞

ショーシャンクの空に 1994年 アメリカ映画 

映画「ショーシャンクの空に」の画像
引用元:imdb.com

この映画の原作は、スティーヴン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」が基になる人間ドラマです。
刑務所内における人間同士のフレンドリーシップを骨幹に、お互いに励ましあい、希望をもって生き抜く姿には心から感動を覚えます。
このような映画を観ると、映画って本当に素晴らしいと思います。

監督:フランク・ダラボン
主演:ティム・ロビンス
   モーガン・フリーマン

1995年 第67回アカデミー賞に7部門ノミネートされましたが、ロバート・ゼメキス監督の「フォレスト・ガンプ」が6部門受賞の影響か、ノミネートだけで終わりました。

ライフ・イズ・ビューティフル 1997年 イタリア映画

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引用元:imdb.com

このような名作を観ると、アメリカ以外で制作された映画も本当に素晴らしいと思います。日本映画も人々に影響を与える作品が沢山ありますが、今後もますます良い作品を作ってほしいですね。
第二次世界大戦中のホロコーストを主題とした映画ですが、強制収容所を扱った映画はどちらかというと、気分が重くなりがちです。
ところがこの映画はそんな悲壮感はあまり感じません。ラブストーリーというよりも家族の愛情が表舞台に現れるので、最後まで明るい気持ちで鑑賞できます。でもやはり泣けます。

監督のロベルト・ベニーニは大忙しです。監督、脚本、主演と一人三役でアカデミー賞まで受賞しました。

1999年 71回アカデミー賞 主演男優賞、外国語映画賞、作曲賞 の3部門受賞

アイ・アム・サム 2001年 アメリカ映画

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引用元:imdb.com

一癖も二癖もある主演のショーン・ペンですが、この映画こそ彼の真骨頂といえます。
「ミスティック・リバー」、「21グラム」、「カリートの道」など、演技派役者として活躍していますが、ベスト映画を選ぶとすれば、迷うことなくこの「アイ・アム・サム」を選びます。
テーマは知的障害問題と親子愛ですが、この難しい物語をオーバーアクション抜きでごく自然体で演じています。
7歳児程度の知能しかない人間が、自分の子供を育てることができるのだろうか。という疑問を持ってしまいます。
しかし、人間には常識では考えられない、一つのことに特別な能力を持っている人間がいることも事実です。
その特別な能力とサム親子を暖かく見守る仲間がいて、さまざまな難局を乗り越えることができたのではないかと思います。心底心が温まり泣ける物語です。
音楽はすべてカヴァー曲になりますが、ビートルズの楽曲を使用しています。

監督:ジェシー・ネルソン
主演:ショーン・ペン
助演:ダコタ・ファニング

2002年 第74回アカデミー賞 主演男優賞にノミネートされたが、「トレーニング・デイ」のデンゼル・ワシントンにもっていかれました。

それでも夜は明ける 2013年 アメリカ映画

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引用元:imdb.com

原作は元黒人奴隷のソロモン・ノーサップが1853年に発表した、「奴隷体験記 12 Years a Slave」で、実話に基づくヒューマンドラマです。
家族そろって幸せな生活を送っていたソロモン・ノーサップが、ある日誘拐され、奴隷として売られた。奴隷として12年間耐え忍び、奴隷から解放される。
アメリカ社会における人種差別の根深さがよくわかる物語です。

監督:スティーブ・マックィーン(アクション俳優のスティーブ・マックィーンではありません。アフリカ系アメリカ人監督です。
主演:キウェテル・イジョフォー

2014年ゴールデングローブ賞をはじめ、数々の賞を受賞しています。

ROMA/ローマ 2018年 メキシコ映画

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引用元:imdb.com

ある町の、ごく普通の家庭で働く家政婦と雇い主家族の日常生活を描いた全編モノクロのドラマです。
特に大きな事件や出来事があるわけではなく、淡々と流れてゆく日々の生活がテーマになっていますが、じんわりとしっとりと心に染み入る映画です。
原題の「ROMA」はイタリアのローマでなく、本作品の舞台であるメキシコシティ近郊にあるコロニア・ローマ地区からとったものです。
動画配信サービスのNetflixオリジナル作品ですので、公開映画館は限定されていました。私はNetflixで鑑賞しました。

監督:アルフォンソ・キュアロン 「ゼロ・グラビティ」でもメガホンをとってます。
主演:ヤリッツァ・アパリシオ

2019年 第91回アカデミー賞 外国語映画賞、監督賞、撮影賞受賞

以上で、ドラマ部門の解説を終わります。

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