Windows 11の面白い機能の一つに「ウィンドウのシェイク(shake)」があります。「シェイク」は文脈によっていくつかの意味が頭に浮かびますが、ここでは「振り動かす」と捉えてください。
Windows 11におけるウィンドウ シェイク(エアロ シェイクとも)は、1つのウィンドウのタイトルバーをマウスで掴んで左右に素早く振る(シェイクする)と、デスクトップ上で開いている他のウィンドウをすべて瞬時に最小化できる機能です。
複数のウィンドウが開いている状態で、作業中のウィンドウ以外のものを一時的に非表示にし、デスクトップをすっきりとさせることで作業効率を向上させます。
本稿では、Windows 11におけるウィンドウ シェイクの有効化と使い方について解説いたします。
解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 25H2」です。OSのバージョンにより表示内容や操作手順が異なることもあります。
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1 ウィンドウ シェイクを有効化する手順
ウィンドウ シェイク機能はデフォルトでオフになっています。以下に示す手順で有効化します。
- タスクバーの「スタート」ボタンを右クリックして、クイックリンクメニューの「設定」をクリックします。

- 設定画面が表示されます。
左ペインにある「システム」と、右ペインに表示された「マルチタスク」を順番にクリックします。
- 右ペインに表示された「タイトルバー ウィンドウのシェイク」のトグルスイッチをオンにします。

- 以上で設定完了です。
2 ウィンドウ シェイクの使い方
- まず、複数のウィンドウを表示しましょう。(ブラウザの画面やアプリ、設定、エクスプローラーなど、何でもよいです)
一例としてブラウザ、VLCアプリ、設定、エクスプローラーのウィンドウを表示しています。
- 残したいウィンドウのタイトルバー(ウィンドウ上部の領域)をマウスクリックで掴みます。
そのままマウスを左右に素早く数回振ります。(上下に振っても構いません)
一例としてChromeブラウザのウィンドウをシェイクしました。
- すると、そのウィンドウはデスクトップに残り、他のウィンドウは最小化されます。

最小化されたウィンドウ
- もう一度同じように振ると、最小化されたウィンドウが元の表示状態に戻ります。

- 以上で操作は完了です。
以上で「Windows 11の操作:ウィンドウをシェイクして瞬時に最小化する方法」に関する解説を終わります。
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