Google Chromeの設定:いつの間にか変わったフォントを変更する方法

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小生のPC「Windows 11 Home 24H2」では、Google Chrome(以下、Chromeと呼称)の文字表示がいつの間にか変わっているようです。

昨日まで目にしていたテキスト表示やChromeアプリの文字が何となく異なるので、違和感があり落ち着きません。

そこで、Chromeの設定でフォント設定を確認したところ、やはり、デフォルトのフォントが以前の「Meiryo:メイリオ」から「Note Sans JP」にいつの間にか変わっています。

「Note Sans JP」は初めて目にするフォントですが、「Meiryo:メイリオ」と比較すると字体は美しく陰影がはっきりしていますが、行間隔と字間は明らかに異なります。

調べてみると、Chromeのアップデートにより「Noto Sans JP」や「BIZ UDGothic」がデフォルトのフォントとして使用されるような旨の情報もチラホラ見られます。

手持ちの他のPC「Windows 11 pro 24H2」「Windows 10 Home 22H2」では、小生が設定した「Meiryo:メイリオ」そのままになっていました。

「Windows 11 Home 24H2」(要件を満たさないPCを強制的にWindows 11にアップグレードしています)のみ変更されている状況です。

これは手動によるフォント変更と自動設定の違いで適用状況が異なるのではないかと思います。

3月31日現在のChromeバージョン「 134.0.6998.178」で変更になったと思われますが、どのようなフォントでも常日頃から目にしていればいずれは慣れます。

このような過程をきっかけにPCのフォントを今一度見直すことにいたしました。本記事では、Chromeブラウザの標準フォントを設定する方法と、Windowsのフォントの概要について解説いたします。

解説に使用したOSは「Windows 11 Home 24H2」、Chromeのバージョンは「134.0.6998.178」です。

なお、Microsoft Edgeのフォントを確認したところ、Chromeと同じように「Noto Sans JP」に変更になっていました。

これは、EdgeもコードベースがChromeと同じChromiumを使用している為かと思われます。

Chromeの設定や使い方については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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1 Chromeで使うフォントの設定手順

ユーザーごとにフォントの好みは異なりますが、表示されたサンプルや実際のテキスト表示を確認しながら設定したらよいかと思います。

なお、現時点でChromeのデフォルトのフォントが何であるかははっきりとはわかりません。

  1. Chromeを起動します。

  2. 画面右上の「︙」リーダーと、表示されたメニューの「設定」を順番にクリックします。

    Chromeのフォント設定画面


  3. Chrome設定画面が表示されます。

    左ペインの「デザイン」をクリックします。

    Chromeのフォント設定画面


  4. 右ペインに表示された「フォントをカスタマイズ」をクリックします。

    Chromeのフォント設定画面


  5. 右ペインにフォントの設定画面が表示されます。

    各フォントの項目にあるプルダウンメニューをクリックして任意のフォントを選択します。

    Chromeのフォント設定画面


    一例として、標準フォントとSans Serif フォントは「Meiryo」を選択。

    「Sans Serif フォント」を変更するとテキスト表示に反映されます。

    Chromeのフォント設定画面


  6. フォントは各表示に即座に反映されます。ブラウザの再起動は不要です。

  7. 以上でフォント設定の操作完了です。

2 Windows 11のフォントの概要

Windows 11では、Windows 10と同じく「Yu Gothic UI」がシステム フォントとして使用されています。

Windowsの標準機能でシステム フォント自体を変更することはできませんが、テキストのサイズやClearTypeの設定を調整することで、表示の見やすさを変更することができます。

テキストのサイズやClearTypeの設定を調整する手順については、以下の関連記事をご参照ください。

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もし、システム フォントを変更したい場合は、レジストリ操作またはサードパーティ アプリから行う必要があります。

本章では、Windows 11にインストールされているフォントを確認する手順についてご紹介いたします。

  1. タスクバーの「スタート」ボタンを右クリックし、クイックリンクメニューの「設定」をクリックします。

    Windows 11のスタートメニューにフォルダーを登録する画面


  2. 設定画面が表示されます。

    左ペインの「個人用設定」をクリックします。

    Windows11のフォント確認画面


  3. 右ペインに表示された「フォント」をクリックします。

    Windows11のフォント確認画面


  4. 右ペインに使用可能なフォント一覧が表示されます。

    Windows11のフォント確認画面


  5. 以上で操作完了です。

以上で「Google Chromeの設定:いつの間にか変わったフォントを変更する方法」に関する解説を終わります。

Chromeの設定や使い方については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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