Webページを後から読む方法:Chromeのリーディングリストの使い方

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興味のあるWebページがあるけど今は雑用に追われて読む時間がない。ウェブブラウザの「Google Chrome」(以下、Chromeと呼称)には、このような!困った!を解消してくれる方法があります。

まず思いつくのはWebページをブックマークして、手の空いた時に後から読むことです。ただ、ブックマークには思いのほか多く登録されており、タイトルが埋もれてしまい見つけることさえ難しくなります。

ブックマーク以外に後からWebページを読む方法としてリーディング リスト機能があります。

本記事では、パソコンによるChromeの「リーディング リスト」機能の使い方と、Webページをオフラインで読む方法について解説いたします。

使用したOSは「Windows 11 Pro 23H2」
Chromeのバージョンは「 121.0.6167.161(Official Build) (64 ビット)」です。

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1 リーディング リストの概要

リーディング リストとは、後で読みたいWebページを一時的に保存しておくための機能です。ブックマークと似ていますが、リーディングリストは一時的な保存に特化していて、読み終えたらリストから削除することが容易です。

ブックマークとリーディング リストとの明確な区分はありませんが、私は以下のような使い分けをしています。

Webページを長期間残す場合はブックマークに登録、後から読んですぐに削除するようなWebページは一時的にリーディング リストに登録する。

という使い方をしています。

また、リーディング リストにはブックマークのようにフォルダごとに分類する機能はないので、永続的に登録するには不向きかと考えます。

2 リーディング リストの使い方

  1. パソコンのChromeを起動します。

  2. 後で読みたいWebページを開きます。

    一例として当ウェブサイト「知識と情報のお宝WEBサイト」の記事一覧を開きました。

  3. Chrome画面右上の「サイドパネル」アイコンをクリックします。

    Chromeのリーディングリストの使い方画面


  4. 画面右にサイドパネルが開きます。

    画面上部の表示が「ブックマーク」になっているときは、クリックして「リーディング リスト」に切り替えます。

    最初から「リーディング リスト」が表示されている場合はそのまま何もしません。

    Chromeのリーディングリストの使い方画面


  5. サイドパネル最下部の「現在のタブを追加」をクリックします。

    Chromeのリーディングリストの使い方画面


  6. サイドパネルの上部を見ると現在のページがリーディング リストに登録されていることを確認できます。

    右上の「×」をクリックしてサイドパネルは閉じます。

    Chromeのリーディングリストの使い方画面


  7. 登録したWebページはタイトルをクリックすることで表示できます。

  8. Webページを読み終えて不要になったら、リーディング リスト内タイトルを右クリックして「既読にする」または「削除」を選択します。

    Chromeのリーディングリストの使い方画面



    「既読にする」を選択するとそのWebページは画面最下部の「既読のページ」欄に移動します。

    Chromeのリーディングリストの使い方画面

3 タブをまとめて登録する

ブラウザ上で複数タブを開いているときは、それらのタブをまとめてリーディング リストに追加することもできます。

  1. ショートカットの「Ctrl」キー +「クリック」または「Shift」キー + 「クリック」で複数タブをまとめて選択します。

  2. どれかのタブ上で右クリックして「タブをリーディング リストに追加」を選択します。

    Chromeのリーディングリストの使い方画面


  3. リーディング リストを開くと、複数のページが登録されていることを確認できます。

    Chromeのリーディングリストの使い方画面

4 Webページをオフラインで読む

気になるWebページを事前にダウンロードしておけば、たとえインターネットに接続されていなくても後から読むことができます。

Webページを事前にダウンロードするにはインターネットに接続されている必要があります。

リーディング リストに保存したWebページを直接オフラインで読むことはできません。しかし、リーディング リストにWebページを登録しておき、そのページを事前にダウンロードすることで後からオフラインで読むことはできます。

本章では、インターネットに接続されていない状態で、Webページを読む方法についてご紹介いたします。

  1. Chromeを起動します。

  2. ダウンロードしたいWebページを開きます。

    画面右上の「︙」縦三点をクリックして「保存して共有」を選択します。

    Webページをオフラインで読む設定画面


  3. サブメニューの「名前を付けてページを保存」をクリックします。

    Webページをオフラインで読む設定画面


  4. エクスプローラーが開きます。

    デフォルトではダウンロード フォルダが選択されていますが任意のフォルダを選択できます。

    ファイル名を変更したい場合は任意の名前を付けて「保存」ボタンをクリックします。

    Webページをオフラインで読む設定画面


  5. ダウンロードが始まるのでしばらく待ちましょう。

  6. ダウンロード フォルダに保存されました。

    2種類のファイルが保存されますが、HTML形式のファイルをダブルクリックします。

    Webページをオフラインで読む設定画面


  7. ブラウザ上でWebページが開き、オフラインでも読むことができます。

    Webページをオフラインで読む設定画面

以上で「Webページを後から読む方法:Chromeのリーディングリストの使い方」に関する解説を終わります。

Chromeについては以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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