遅い・重いインターネット回線には「超高速光回線」の導入が特効薬になる?

Webサービスを利用して調べものや動画を視聴したり、ECサイトなどで買い物あるいはオンラインゲームをする際、「ネットの通信速度が遅い」「通信が途切れる」といったトラブルに悩まされていませんか。

さらに、家族全員がスマホやパソコンなどから同時にアクセスすれば、当然ネット回線は大渋滞を引き起こします。

インターネット回線が遅くなるのは、大きく3つの原因が考えられます。

1つは各家庭に引かれているインターネット回線が遅いこと。
2つめは、Wi-Fiルーターの規格が古いこと。
3つめは、パソコンやスマホ、タブレットが備えるWi-Fi子機が古いこと。
が挙げられます。

本記事では、1つめの「インターネット回線が遅い」ことにスポットを当て、現在多くの家庭で利用されている光回線の概要と、2Gbps以上の高速光回線サービスの導入方法について解説いたします。

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1 光回線の概要

通信速度が速いことはインターネットを快適に使うための絶対条件です。ただ、通信回線が遅いからといってやみくもにWi-Fiルーターやパソコン、スマホなどを買い替えてもインターネット通信速度は速くなりません。

インターネットが遅くなる原因がネット回線にあるとわかったら、回線の種類やプランの見直しを検討する必要があります。

今後、インターネット回線の切り替えを検討するならば、通信速度が1Gbps以上の高速光回線を選択したほうがよいでしょう。

例えば、契約者の多いフレッツ光の光回線では、初期のプランの場合は最大通信速度はわずか200Mbpsだったりします。
通信速度を1Gbpsのプランに変更するだけでも速度は大幅にアップします。

* bps(bit per second:1秒間に送信できる『bit』量)とは、インターネットの通信速度を表す単位を示し、数値が大きいほど回線が速くなります。

前出の「1Gbps」は、「1Mbps」の1,000倍になります。これは相当速い速度ですね。(1000Mbps=1Gbps)

光回線は光ファイバーを宅内まで引き込み、ONU(光回線終端装置)を介して光信号を有線LANに変更する仕組みです。

高速で安定した通信が可能なので、インターネット接続回線を切り替えを検討しているならば候補第1になります。

ただ、光回線の導入には工事が伴うことや、利用場所によっては開通までにかなりの時間を要すことがあります。

また、アパートやマンションなどの集合住宅によっては、各家庭に光ファイバーを引き込めないこともあります。

そのような方は、最近利用が広がりつつあるホームルーターの導入を検討してもよいかもしれません。

1-1 光回線導入のメリットとデメリット

光回線導入のメリットは以下のとおりです。

  • 契約プランが豊富にある
  • 高速通信が期待できる
  • 安定した通信ができる
  • 光電話を利用できる(利用できないプラン有り)
  • 光テレビを利用できる(アンテナ要らず)
  • ホームルーターを使える

光回線導入のデメリットは以下のとおりです。

  • サービスによって提供エリアが限定されることがある
  • 引き込み工事が基本的に必要になる
  • 場合によっては開通までに時間がかかる
  • 契約期間内に解約すると違約金を支払うことがある

2 光回線サービスの現状と比較

2-1 光回線提供サービスの現状

現在、日本で提供している通信速度1Gbpsの光回線サービスは、光コラボレーションも合わせると数百社以上に上ります。

各社とも様々なプランや割引、キャッシュバックなど、あらゆる手段で顧客の確保に努めています。

正直に言って、自分に最適なプランを探すだけでも手間がかかってしまいます。

ここでは、家庭向けの光回線通信速度が超高速と言われる、2Gbps以上20Gbpsまでのサービスに限定して、その現状とプランなどを確認してみましょう。

これらのプランについては、1Gbpsのプランと比較すると利用料金も高くなる傾向にあります。

現在、家庭向けの光回線の最大通信速度はNURO光が提供する20Gbpsです。サービス各社の基本プランは最大通信速度10Gbpsが多いように思われます。

これらの超高速プランの利用範囲は一部地域のみとなっているので、切り替えなどを検討する場合は、サービス提供会社のホームページなどをご確認ください。

なお、サービス各社のプランについては、おすすめとかランキングといったものではなく、あくまで第三者の立場から、提供されているプランの現状を解説しています。

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2-2 光回線提供サービスのプラン

まず最初に、高速光回線プランを検討されている方は、必ず提供エリアを確認してください。

現状、1Gbpsまでのプランは、ほとんどのエリアで対応しているものと思われます。

ところが、2Gbps以上のプランになると提供エリアはかなり限定されます。光回線サービスがエリアに対応していないと、導入は必然的に無理ということです。

また、各社の最通信速度はベストエフォート型であり、実効速度ではありません。使用環境や機器の性能などにより通信速度は異なります。

現在、2Gbps以上のプランを提供しているサービスは以下のとおりです。(2022年12月25日現在)
NURO光を除くサービス各社のプランの最大通信速度は、10Gbps(理論値)となっています。

利用料金についてはすべて税込み価格で表示しています。

なお、1Gbpsのプランについては記述していませんのでご承知おきください。

詳細についてはサービス各社のホームページをご参照ください。

  • NURO光
  • フレッツ光クロス
    NTT東日本
    NTT西日本
  • auひかり
  • ドコモ光
    NTT東日本及びNTT西日本が提供する「フレッツ光クロス」を用いたコラボレーションモデルです。
  • SoftBank光(ソフトバンク光
    NTT東日本及びNTT西日本が提供する「フレッツ光クロス」を用いたコラボレーションモデルです。
  • コミュファ光
    中部電力系列の中部テレコミュニケーションが提供しており、東海地方、長野県の一部地域に限定されます。
  • J:COM
    ケーブルテレビサービスを中心とするジュピターテレコムが提供しており、対応エリアは、関東と関西の一部地域に限定されます。
  • enひかり
    NTT東日本及びNTT西日本が提供する「フレッツ光クロス」を用いたコラボレーションモデルです。
    提供エリアは、関東圏、関西圏、東海圏に限定されます。
  • eo光
    関西電力グループである「オプテージ」が提供しており、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、福井県に対応しています。
    オプテージは携帯電話サービスの「mineo」も提供しています。
  • BBIQ光
    九州電力会社系のQTNETが提供しており、九州7件のみ対応しています。
  • BB.excite光
    NTT東日本及びNTT西日本が提供する「フレッツ光クロス」を用いたコラボレーションモデルです。
  • AsahiNet 光
    NTT東日本及びNTT西日本が提供する「フレッツ光クロス」を用いたコラボレーションモデルです。
  • @nifty 光
    NTT東日本及びNTT西日本が提供する「フレッツ光クロス」を用いたコラボレーションモデルです。

*光コラボレーションモデルとは、NTT東日本とNTT西日本が、プロバイダーや携帯キャリアなどの事業者に対して、光回線の卸販売を行うサービスモデルを指します。

ここからは、主なサービス6社を詳しく確認しましょう。

 NURO 光

ソニー・ネットワーク・コミュニケーションズが運営するサービスで、最も通信速度が速い20Gbpsのプランを提供しています。

NURO独自の光ファイバー網を使っています。

ただし、本プランの提供エリアは、東京都豊島区、港区(一部地域除く)と限定的です。

プラン名NURO 光
GT2T

NURO 光
G2D
NURO 光
for マンション
M2T

NURO 光
for マンション
M2D
NURO 光 G10TNURO 光 G10NURO 光 20GS
最大通信速度下り2Gbps、上り1Gbps上り下り10Gbps上り下り20Gbps
月額料金5200円(12ヵ月まで980円)

5700円(24ヵ月まで3590円)
2090円(6人以下)

2530円(6人以下)
5700円(12ヵ月まで3980円)8300円8517円
事務手数料3300円(一部申し込み特典で無料)3300円
基本工事費4万4000円(36回払い)

4万4000円(24回払い)
4万4000円(36回払い)

4万4000円(24回払い)
6万6000円(36回払い)6万6000円(60回払い)
工事費相当割引1230円(2ヵ月目まで)
1222円(3ヵ7カ月目まで)

1841円(2ヵ月目まで)
1833円(25ヵ月目まで)
1230円(開通月)
1222円(36ヵ月目まで)

1841円(開通月)
1833円(24ヵ月目まで)
1845円(初月)
1833円(35ヵ月目まで)
1100円(60ヵ月まで)
契約期間3年
2年
3年
2年
3年
対象住宅戸建て、集合住宅集合住宅戸建て、集合住宅戸建て、集合住宅(5階以下)

フレッツ光(NTT東日本/NTT西日本)

フレッツ光は、NTT東日本・NTT西日本が提供する、光ファイバー回線を利用した通信サービス名のことで、現在はフレッツ光ネクストを中心に展開しています。

プラン名フレッツ光クロス
最大通信速度上り下り 10Gbps
月額料金6930円(プロバイダー料金は別)
事務手数料880円
基本工事費1万9800円(24回払い) マンションタイプ16500円
月額利用割引NTT西日本のみ2年自動継続で1210円割引(月額) NTT東日本は割引なし
契約期間2年契約もあり
対象住宅戸建て、集合住宅

ドコモ光

ドコモ光は、NTTドコモが提供している光回線サービスで、フレッツ光回線やケーブルテレビの設備を使い、ドコモが提供するプロバイダ一体型の光インターネットサービスです。

プラン名ドコモ光 10ギガ タイプAドコモ光 10ギガ タイプBドコモ光 10ギガ 単独タイプ
最大通信速度上り下り 10Gbps
月額料金6930円(2年)
8580円(定期契約なし)
7150円(2年)
8800円(定期契約なし)
6490円(2年)
8140円(定期契約なし)
プロバイダー料金は別
事務手数料3300円
基本工事費1万9800円(一括、または分割を選択)
工事費相当割引工事費と同額相当のポイントキャッシュバックなど有り
契約期間2年契約または定期契約なし
対象住宅戸建て
その他スマホとのセット割あり

auひかり

auひかりは、KDDIが提供する光インターネット回線で、独自の光ファイバー網を使ってサービスを実施しています。

プラン名auひかり ホーム10ギガauひかり ホーム5ギガ
最大通信速度上り下り 10Gbps上り下り5Gbps
月額料金6468円(3年)
7128円(2年)
8338円(契約期間なし)
5610円(3年)
6270円(2年)
事務手数料3300円
基本工事費4万1250円(一括、または分割を選択)
工事費相当割引     3年、2年契約の場合工事費と同額の割引
契約期間3年、2年または定期契約なし
対象住宅戸建て
その他スマホとのセット割あり
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SoftBank 光(ソフトバンク 光)

SoftBank 光(ソフトバンク 光)は、NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ光」のインターネット光回線を使って、ソフトバンクが提供している光コラボレーションです。

プラン名ソフトバンク光 ファミリー・10ギガ
最大通信速度は上り下り 10Gbps
月額料金6930円(基本料金)ホームゲートウェイ利用料金550円
24ヵ月まで1760円の割引あり
事務手数料3300円
基本工事費2万6400円(一括、または分割)
工事費総統割引販売代理店によりキャッシュバックあり
契約期間2年
対象住宅戸建て
その他スマホとのセット割あり

コミュファ光

コミュファ光は、KDDI及び中部電力系列の中部テレコミュニケーション株式会社が提供し、独自の光ケーブル 網を使ってサービスを行っています。

プラン名ホーム10GマンションF10G
最大通信速度上り下り 10Gbps
月額料金6490円(通常)
5940円(スタート割適用時)
6490円(通常) 3980円(1年目 各種割引適用時)
5940円(2年目以降 各種割引適用時)
事務手数料770円
基本工事費2万7500円(一括、または分割)
工事費相当割引   スタート割対象メニューかつ「安心サポートPlus」を同時申し込みで無料
契約期間2年
対象住宅戸建て集合住宅
その他スマホとのセット割あり

enひかり

enひかりは、株式会社縁人が提供し、NTT東日本及びNTT西日本の「フレッツ光クロス」を用いたコラボレーションモデルです。
最大の特徴は、契約期間の縛りはなく、いつ解約しても違約金がかからないことです。

プラン名enひかりクロス
最大通信速度は上り下り 10Gbps
月額料金5445円
事務手数料3300円
基本工事費16500円(一括)
工事費相当割引継続キャンペーンで工事費は無料
契約期間なし
対象住宅戸建て
その他スマホ割あり。 10ギガ対応ルーターレンタル可能(月額550円)

超高速光回線に切り替えることでネット回線を大幅に高速化できます。しかし、周辺機器類の対応も確認する必要があります。

例えば、10Gbpsの通信回線ならば、それに対応するWi-Fiルーターやスイッチングハブが必要であり、LANケーブルも最適なカテゴリー6A以上を用意しなければなりません。

加えて、パソコンなどの端末子機もそれに対応するスペックが必要になります。

以上で「遅い・重いインターネット回線には超高速光回線の導入が特効薬になる?」に関する解説を終わります。

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