Windows 11の設定：日常的に使うフォルダーをタスクバーにピン留めする方法

2025年3月17日
2025年3月17日
Windows 11, 設定・使い方, ファイル・フォルダ

Windows 11では、スタートやタスクバーによく使うアプリを「ピン留め」する機能があります。アプリを素早く開くことができるため、Windowsユーザーにとっては今やなくてはならない機能です。

アプリだけでなく、頻繁に閲覧するWebサイトもタスクバーにピン留めすることができます。しかし、よく使うのはアプリやWebサイトだけではありません。

デスクトップやドキュメントと言ったフォルダーも日常的に利用します。しかし、フォルダーはスタートにピン留めはできますが、タスクバーにはピン留めすることはできません。

でも、あきらめてはいけません。フォルダーのショートカットを作成することで、タスクバーにピン留めできるのです。

本記事ではWindows 11のタスクバーに、日常的に使うフォルダーをピン留めする方法について解説いたします。

解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 24H2　26100.3476」です。

Windows 11のタスクバー設定については、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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1　フォルダーをタスクバーにピン留めする手順

大まかな手順は以下に示すとおりです。

フォルダーのショートカットを作成する。
作成したショートカットの名前を変更する。
ショートカットをタスクバーにドラッグ＆ドロップする。
タスクバーにフォルダーアイコンが登録されます。

以上の操作を連続して進めて、よく使うフォルダーをタスクバーにピン留めしてみましょう。

デスクトップ画面を表示します。
何も表示されていない部分を右クリックし、コンテキストメニューの「新規作成」と、「ショートカット」を順番にクリックします。
デスクトップに「新しいショートカット」というアイコンが表示されるとともに、「ショートカットの作成」画面が表示されます。

「参照」ボタンをクリックします。
「ファイルまたはフォルダーの参照」画面が表示されます。

ショートカットを作成したいフォルダーを選択し、「OK」ボタンをクリックします。

一例として「ドキュメント」を選択しました。
「ショートカットの作成」の「項目の場所を入力してください」欄に、フォルダーの場所を示す文字列（パス）が自動で入力されます。
文字列（パス）の手前（C:の手前）に「explorer」と入力し、半角スペースを設けます。

「次へ」ボタンをクリックします。
「explorer」と表示が変わります。

「explorer」を任意の名前に変更し、「完了」ボタンをクリックします。

一例として「業務関連」と変更しました。
デスクトップの「新しいショートカット」は「業務関連」という名前に変更されます。
このアイコンをタスクバーにドラッグ&ドロップします。
アイコンがタスクバーにピン留めされ、ワンクリックでフォルダーを開けるようになります。
デスクトップに作成されたショートカットは、不要ならば削除しても構いません。