Google カレンダーとは、Googleが提供するオンラインスケジュール管理サービスの一つです。
単に予定を管理するだけでなく、タスクの追加や事前の通知、予定をほかの人と共有できる、など多機能なサービスです。
Google カレンダーは、Google アカウントを持っていれば、すべてのユーザーは無料で利用できます。
本記事では、AndroidスマホのGoogle カレンダー アプリの概要と使いについて解説いたします。
パソコンのブラウザ版「Google カレンダー」の使い方は、以下の関連記事をご参照ください。
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1 Google カレンダーの概要
Google カレンダーは、Webブラウザ版とモバイル アプリ版を利用可能で、パソコンやスマートフォン、タブレットからアクセスできます。
同じGoogle アカウントでログインしていれば、パソコンやスマホ、タブレットでGoogleカレンダーを同期できます。
主な特徴は以下のとおりです。
予定やタスクの追加、編集、削除が可能です。
- 複数のカレンダーを登録でき、仕事と個人の予定を分けて管理できます。
ほかのGoogleアカウントのユーザーと予定を共有できます。
予定にメモを付けたり、予定ごとのアイコンを設定できます。
ほかのGoogleサービスの TODOリストやGmai、Google ドライブと連携して利用できます。
- リマインダー機能で予定の通知を受け取れます。
以上のように、Google カレンダーはスマホとPCから簡単にスケジュールを管理できる便利なサービスです。
2 Google カレンダー アプリのインストール
AndroidスマホにGoogle カレンダー アプリがインストールされていない場合は、以下の公式サイトからインストールします。
スマホのPlay ストア アプリを開いて、Google カレンダーをインストールしてもよいでしょう。
スマホに本アプリをインストールしなくても、Chromeからアクセスできますが、アプリをインストールしたほうがはるかに使い勝手が良くなります。
ここからは、Google アカウントにログイン済みを前提で使い方をご紹介いたします。
3 メニューの確認
まず、メニュー表示の確認を行いましょう。
- インストールしたGoogle カレンダーを起動します。
- 画面左上の「≡:ハンバーガー アイコン」をタップします。
- メニューが表示されます。
表示されたメニューの内容は以下のとおりです。
① 追加したスケジュール(予定)を月ごとに表示します。
② カレンダーの表示形式を「日」「3日」「週」「月」から選択できます。
③ Google アカウントと「予定」、「ToDoリスト」の表示/非表示の切り替えです。
チェックを外すとカレンダーの予定と、ToDoリスト(タスク)のタイトルは非表示になります。
ToDoリストとは、「やらねばならないこと、片づけておくこと、やるべき作業」などを意味しており、Google カレンダーではタスクとほぼ同じ意味に捉えているようです。
例えば、バーベキュー大会を計画するとして、まず実施日時を予定としてGoogleカレンダーに追加します。
次は、バーベキュー大会をスムーズに実行するために、事前に場所の予約、肉、炭、コンロなど必要なものを準備する必要があります。
このように、予定を計画通り実行するためにやるべきことを、ToDoリストあるいはタスクと呼んでいます。
4 予定を追加する
本章では、一例として「バーベキュー大会」の予定を追加してみましょう。カレンダーの表示形式はどれでもよいのですが、ここでは「月」で表示しています。
- Google カレンダー アプリを起動して、画面右下の「+」をタップします。
- 画面右下の「予定」をタップします。
- 画面上部の「タイトルを追加」欄に予定のタイトルを入力します。一例として、タイトルは「バーベキュー大会」としてます。
日付の部分をタップします。 - 日付を選択する画面が表示されたら、日付を指定して「OK」ボタンをタップします。
- 画面は予定入力画面に戻ります。
右端にある時間の上部分をタップします。 - 時間を選択する画面が表示されます。
予定の開始時間を指定して「OK」ボタンをタップします。 - 時間の下部分をタップして、⑥と同じように今度は予定の終了時間を指定して「OK」ボタンをタップします。
- 「場所を追加」や「通知を追加」など必要な事項を設定します。
設定が終わったら、画面右上の「保存」ボタンをタップします。 - 指定した日時で予定が追加され、カレンダーにもタイトルが表示されます。
タイトルの背景色は好みに応じて設定できます。
予定の入力事項は、上述したタイトルや日時以外に以下の項目があります。
- 日本標準時
海外でGoogleカレンダーを使用するときに地域やタイムゾーンを設定するものです。日本にいる限り変更することはありません。 - 繰り返さない
定期的に行う予定を「毎日」「毎週」などで設定します。 - ユーザーを追加
予定を共有したい相手を招待するときにメールアドレスで設定します。
設定方法は後述の見出し7で説明しています。 - ビデオ会議を追加
Google Meetと連携してビデオ会議を行う場合に設定します。 - 場所を追加
予定の住所を入力すると、Google マップと連携して場所の情報を得ることができます。 - 30分前・通知を追加
予定を通知するタイミングを設定します。 - 既定の色
カレンダーに表示される予定のタイトル背景色を設定します。 - 説明を追加
予定の内容に関連する事項をメモとして追加できます。 - 添付ファイルを追加
Google ドライブと連携して、ドライブ内のファイルを追加できます。
5 予定の変更と削除
- 変更や削除したい予定をタップします。
- 画面右上の「「鉛筆」アイコンをタップします。
- 表示された予定入力画面で任意の修正を行い、画面右上の「保存」ボタンをタップします。
予定の削除は、手順②の画面で右端にある「︙」縦三点リーダーと、表示されたメニューの「削除」を順番にタップすれば完了です。
6 タスク(ToDoリスト)を追加する
- Google カレンダー アプリを起動して、画面右下の「+」をタップします。
- 画面右下の「タスク」をタップします。
- 「タイトルを追加」欄にタスクのタイトルを入力します。
日時を設定します。終日をオンにすると1日中のタスクになります。
必要に応じて「詳細を追加」にやるべきことなどをメモとして入力します。
入力を終えたら、画面右上の「保存」ボタンをタップします。 - Googleカレンダーにタスクが追加されました。
タスクの背景色は好みに応じて設定できます。
7 予定にユーザーを追加する
上述のバーベキュー大会のように、予定を家族や友人などと共有したいときがあります。予定に参加者を追加して共有したり、参加者に招待メールを送って出欠の確認をすることもできます。
- 共有したい予定をタップします。
- 画面右上の「鉛筆:編集」アイコンをタップします。
- 「ユーザーを追加」をタップします。
- 「ユーザーを追加」欄に、追加するユーザーの名前またはメールアドレスを入力します。
この際、メールアドレスの入力に従い候補が表示されるので、追加したいユーザーをタップします。 - ユーザーが追加されたら、右上の「完了」ボタンをタップします。
- 予定の編集画面に戻ります。画面右上の「保存」ボタンをタップします。
- 招待メールの送信確認メッセージが表示されます。
「通知」をタップすると、新しいゲストに招待メールが送信されます。 - メールを受信したユーザーは、予定の出欠の可否を「参加」「いいえ」「未定」を選んでメールを返信することができます。
以上で「Google カレンダー アプリの使い方:Androidスマホで活用する」に関する解説を終わります。
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