Google Chromeの設定:ブラウザで動画と音楽を再生する方法

ウェブ ブラウザのGoogle Chrome(以下、Chromeと呼称)は、インターネットのWebサイトを閲覧するためのソフトウェアです。

それだけではありません。Chromeを動画や音楽を再生するためのメディア プレーヤーとしても利用できるのです。

メディア プレーヤーとしての機能は多くはありませんが、BGMとして音楽を聴いたり、動画の内容確認には十分です。

パソコンで動画や音楽を再生するアプリは多数ありますが、本機能を使えばアプリをインストールする必要はありません。

動画・音楽ファイルをChromeにドラッグ&ドロップすれば、すぐに再生が始まります。

本記事では、ウェブ ブラウザのChromeから動画と音楽ファイルを再生する方法について解説いたします。

使用したChromeのバージョンは「 130.0.6723.92(Official Build)」です。

OSは「Windows 11 Pro 23H2」を利用しています。

Windows 11のメディア プレーヤーの使い方については、以下の関連記事をご参照ください。

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1 再生可能なファイル形式

動画、音楽ファイル共に、ごく一般的なファイル形式のみに対応しています。

当方が実際に確認したところ、動画ファイルについては「MP4」と「WEBM」だけが再生できました。

音楽ファイルは「MP3」「FLAC」「WAVE」の再生を確認しています。

Chrome上で再生できないファイル形式については、専用のメディア プレーヤーアプリを使用してください。

2 ファイルの再生手順

動画と音楽ファイルの再生は以下の手順で行いますが、開いているChrome画面にファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

  1. Chromeを起動し、任意のWebサイトの画面または新しいタブを開いておきます。

  2. エクスプローラーなど、任意の場所に保存されているファイルをChromeの画面にドラッグ&ドロップします。

    ドラッグ&ドロップする際には、ファイルの横に「+コピー」と表示されます。

    テキスト上や画像上など、ドロップする場所は問いません。




  3. 新しいタブとして再生画面が開き、すぐにファイルの再生が始まります。

    動画の再生画面

    再生の一時停止、音量、全画面表示、再生速度の設定を行えます。




    音楽ファイルの再生画面

    再生の一時停止、音量、再生速度の設定を行えます。

JPEG、PNG、GIFといった画像ファイルも、同じようにChrome画面にドラッグ&ドロップすれば、拡大して見ることができます。

ここまで、Chromeによる動画と音楽ファイルの再生をご紹介しましたが、他のウェブ ブラウザ「Microsoft Edge」「Firefox」「Brave」でも同じように使用できることを確認しています。

「Vivaldi」は再生できませんでした。

以上で「Google Chromeの設定:ブラウザで動画と音楽を再生する方法」に関する解説を終わります。

動画編集については、以下の関連記事をご参照ください。

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