PCのキーボードにあるファンクションキー(F1~F12)で何ができるのか?

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キーボードの画像

一般的な Windows キーボードは、ファンクション キー、メインの入力キーボード、方向キー、数字キーパッドなど複数の部分に分かれています。

これらのキーにはそれぞれ役割が与えられています。しかし、F(ファンクション)キーについてはその機能を知っている人が少ないため、あまり使われていません。

ファンクションキーは、キーボードの上部にあるF1~F12キーで、通常は単独で機能し、特定のキー操作(例えばF5キーでページを更新、あるいはF2キーでBIOS/UEFI起動など)を実行できます。

また、Ctrl、Shift、Altなどの修飾キーと組み合わせて特定のコマンドを実行したり、ヘルプの表示からメディアの音量調整など、意外と知られていない便利な機能があります。

本稿では、Windows 11における各ファンクションキー(F1~F12)の個々の機能(できること)について解説いたします。解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 25H2」です。

Windows 11のキーボードについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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F1キーの機能

このFキーのもっとも一般的な使い方はヘルプを開くことです。現在使用しているプログラムでF1キーを押すと、そのプログラムのヘルプ画面が表示されます。

例えばブラウザのGoogle ChromeやMicrosoft Edgeを開いているときにF1キーを押すと、それぞれのヘルプ画面が表示されます。

Chromeのヘルプ画面

また、サードパーティ アプリの一部でもそのヘルプ画面を見ることができます。

F2キーの機能

F2キーはF12キーと並んで起動時にUEFI/BIOSに入るための一般的なキーであり、最も利用されます。

このキーには、意外と知られていない便利な使い方があります。それはファイル名の変更です。

ファイルエクスプローラーでファイルを選択した状態でF2キーを押すと、ファイル名がハイライト表示されて、すぐに新しい名前の入力を開始できます。これにより、メニューを何度もクリックする必要がなくなります。

エクスプローラーの画像

ExcelとGoogleスプレッドシートでも同様です。F2キーを押すと現在のセルを編集できます。

F3キーの機能

F3キーの最も一般的な用途は、現在使用しているプログラムの検索機能を開くことです。例えばファイルエクスプローラーとブラウザの検索バーにカーソルが移動し、すぐに検索を行うことができます。

エクスプローラーの画面

コマンド プロンプトでは、F3 キーを押すと最後に入力したコマンドが繰り返されます。

F4キーの機能

このキーは修飾キー(Altキー)と組み合わせることで最も便利に使えます。

例えば現在のウィンドウを閉じるにはAlt + F4 を、現在のタブを閉じるにはCtrl + F4 を押します。

Chromeの画面

また、ファイルエクスプローラーを開いているときに、F4キーを押すとカーソルがアドレスバーに移動し、別の場所に素早く移動できます。

エクスプローラーの画像

F5キーの機能

おそらくこれまでに何度も使ったことがある重要なキーです。F5を押すとブラウザとファイルエクスプローラーのページが更新され、最新の変更内容が取得されます。(タイトルバーのアイコンにクルクル回るマークが表示されます)

Chromeの画面

Ctrl+ F5を押すと開いているWebページが強制的に更新され、ウェブサイトから新たにデータが取得されます。

F6キーの機能

ブラウザの使用中にF6キーを押すと、カーソルがアドレスバーに移動してハイライト表示されます。これは、ファイルエクスプローラーでのF4キーの動作に似ています。

これにより、クイック検索を実行したり、履歴からページを開いたりすることが簡単になります。

Chromeの画面

F7キーの機能

試しに任意のブラウザを開いてF7キーを押してみてください。「カーソルブラウジングをオンにしますか」または「キャレットブラウジングをオンにしますか」という小さなダイアログが表示されたのではないでしょうか。

カーソルブラウジング画面

Firefoxの画面

キャレットブラウジング画面

この機能をオンにすると、ウェブページに移動可能なカーソルを配置して、キーボードでテキストを選択できるようにします。

障害のある方、キーボードの使用を好む方、マウスやタッチパッドが壊れている方にとって便利です。

その他によく利用するのは、Microsoft Office アプリやLibre Officeアプリでスペル チェッカー ツールの実行や、Shift + F7 キーを押して、Office で強調表示された単語の類義語辞典を開くことです。

F8キーの機能

これは最も使用頻度の低いファンクションキーの一つです。一般的な使用法は少なく、関連するとすればMicrosoft Officeアプリでマクロウィンドウを開くためのAlt + F8キーです。Excelでは選択範囲の拡張にもF8キーを使用します。

以前のバージョンのWindowsでは、Windowsの起動中にF8キーを押してセーフモードに入るのがよく知られていました。しかし、Windows10/11になってからはこの方法はもはや主流ではありません。

F9キーの機能

F9キーはMicrosoft OfficeやMicrosoft365アプリ全体でよく利用されます。例えばWordでは文書を更新したり、修飾キーと組み合わせることでアプリを効率的に編集できます。

F10キーの機能

このキーの重要な使い方は、Shift + F10で右クリックメニュー(コンテキストメニュー)を表示することです。マウスが動かなくなったときや、右クリックのためにキーボードから手を離したくないときに便利です。

コンテキストメニューの画面

また、一部のアプリでメニューバー(ファイル、編集、その他のツールバー項目が並んだ部分)にカーソルが移動してすぐにアクティブにできます。

Chromeでは、カーソルが「︙」(3点メニュー)に移動し、キーボードで操作できるようになります。

Chromeの画面

Microsoft OfficeやMicrosoft365アプリで編集中に、修飾キーと組み合わせることでも利用します。

F11キーの機能

F11キーは、アプリを全画面モードにするショートカットとしてご存知でしょう。これを使えば、他のアプリに邪魔されずに、一つのアプリに集中できます。

Chromeの全画面表示画像

F12キーの機能

F12キーの一般的な使い方は、ブラウザを開いているときにF12 キーを押して開発者ツール パネルを開くことです。これによりページやネットワークで何が起こっているかを分析できます。

開発者ツールパネル画像

Microsoft関連アプリやWord、PowerPointやなどで「名前を付けて保存」ダイアログボックスを開くこともよく利用されます。

ここまでWindows OSのファンクションキーの機能についてご紹介いたしました。他のキーボードショートカットと同様に、これらのファンクションキーは生産性の向上に役立ちます。

さらに、コンピューターのマウスに何か問題が発生した場合でも、Fキーを暫定的な手段として使用できます。

以上で「PCのキーボードにあるファンクションキー(F1~F12)で何ができるのか?」に関する解説を終わります。

Windows 11のキーボードについては、以下の関連記事も合わせてご覧ください。

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