Windows10のアクセサリを見直そう

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更新履歴
2023年12月11日:記述内容の修正
2022年8月8日:Windows10 Home ver21H2」リリースに伴うアプリの削除と追記
2022年3月3日:関連記事のリンクを追加
 

Windows10には「アクセサリ」が搭載されていることはご存じのことと思います。フリーソフトをまとめたようなツールが12種類ほど準備されています。

Internet explorerというようなサポートが終了したツールも入っていますが、中にはちょっとした作業で使えそうな機能もあります。

追記:「Windows10 Home ver21H2」では9種類のアプリとなっています。22H2では再び12項目選べるようになっています。

今回はこのWindows10 アクセサリの中から、よく使うと思われる機能について解説いたします。

関連する記事については以下のリンクも合わせてご覧ください。

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1 Windowsアクセサリの起動

Windowsアクセサリーの画像

①「スタート」ボタンをクリックする
②「Windowsアクセサリー」を開く
③各アプリをクリックする

2 各アプリの機能

2-1 「Snipping Tool」の機能

「Snipping Tool」は画面キャプチャーアプリで「切り取り&スケッチ」の前身となるものです。画面の任意の領域を切り取り、手書きメモなどをつけられます。

ただ「切り取り&スケッチ」のほうが少し使い勝手が良いように感じます。

Snipping toolの画像

①切り取りモードを選択する
②「新規作成」をクリックする

スニッピングツールの画像

モードに応じて画面が切り取られ、手書きメモなど編集ができる。
名前を付けて画像ファイルとして保存もできる。

関連する以下の記事もご覧ください。

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スクリーンショットの撮り方のアイキャッチ画像

2-2 「Windows Media Player」の機能

「Windows Media Player」は、音楽や動画などを再生するためのアプリです。音楽データをCDから取り込んだり、あるいはCDへ書き込んだり、他の携帯オーディオプレイヤーとの同期ができたりします。

音楽CDを取り込むときは、音質が劣化しない「オーディオロスレス」形式も選択でき、CDから取り込んだ音楽ファイルに関する情報をインターネット上から自動的に検索もできます。

Windows Media playerの画像

WindowsMediaplayerを開くとこのような画面が表示されます。
たとえば、「整理」をクリックして、メニューから「オプション」を選択すると、下のようなオプションメニューが表示される。

WindowsMediaplayerの画像

「音楽の取り込み」を選択すると、取り込み形式を選べる。
左画像の例は、音質が劣化しないで取り込める「FLAC(ロスレス」を選択している。

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2-3 「ペイント」の機能

「ペイント」はいわゆるお絵かきソフトの一種ですが、描画や画像サイズを変更したりといった編集機能も備えています。

意外と使い道があり、たとえば画像フォーマットを変換、画像にモザイクをかける、画像に文字を入れる、トリミングする、複数の画像を1枚にまとめたりと、使い方次第ではかなり便利と思います。

ペイントの編集画面

編集画面から画像サイズを変更したり、画像に文字を書き込んだりできます。

ペイントの編集画面

編集画面から「ファイルから貼り付け」を選択すると、複数画像を合成できる。

2-4 「メモ帳」の機能

「メモ帳」は初期のころからWindowsに搭載されている「テキストエディター」です。他のテキストエディター専門のアプリとは違い、高機能ではありませんが簡易的には十分利用できます。

フォントや文字サイズも自由に変更できたり、ファイルを保存する際には、文字コードを選択することもできます。

Windows11のメモ帳は、アップデートが現在も行われており、より使いやすくなっています。

Windowsメモ帳の画像

使い方ははいたって簡単で、メモとして残したい文章などを入力して、保存すればいいだけです。

入力する際は、「書式」から「右端で折り返す」を選択しておくと使いやすいです。
「UTF-8」のように文字コードも選択できます。

2-5 「Math Input Panel」の機能

追記:2022年8月8日
「Windows10 Home ver21H2」で「Math Input Panel」は利用できなくなりました。

追記:2023年12月11日
22H2で再び「Math Input Panel」を利用できるようになりました。

ちょっと変わったアプリで、数学や物理で使う難しい数式を手書き入力すると、その数式を認識でき、ワード文書に挿入できるという機能を持っています。

正直、私には利用機会はほどんどありません。

math Input Panelの画像

①手書き入力する
②認識すると上段に表示される。
③認識されないときや、入力の一部を消去したいときなどはこちらのメニューから修正できる。
④「Insert」をクリックすると「ワード」に挿入される。

2-6 「ワードパッド」の機能

「ワードパッド」は文書作成ソフトで、本家オフィス「Word」の簡易版と言えばよいでしょうか。編集画面も「Word」とよく似ています。

文字を修飾したり、画像も文書の中に挿入できたりと、一通りのことができます。簡易的な文書ならこのアプリで十分機能します。

ワードパッドの画像

文章と画像を入力しましたが、操作方法はシンプルでわかりやすいです。

2-7 「リモートデスクトップ接続」の機能

「リモートデスクトップ接続」はパソコンを遠隔操作するアプリです。ただし、接続先のパソコンはWindows10 Proでないと利用できません。

同じWiーFi環境下なら簡単に接続できますが、異なるネットワークにあるパソコンは設定が複雑になります。

お互いのパソコンが接続されると、相手のデスクトップ画面が表示され、遠隔操作が可能になります。
Google Chromeにもリモートデスクトップ機能がありますのでお間違えの無いように。

リモートデスクトップの画面

①接続先のコンピューター名を入力する。
②接続をクリックする。
以降、資格情報などを入力する。

 

2-8 「クイックアシスト」の機能

遠距離に住んでいる友達から、パソコンのトラブルが発生したからと、助けを求められた。そんな時に役立つのが「クイックアシスト」です。

インターネットを通じ困っている人のパソコンを遠隔操作し、問題を解決することができます。

◆ 自分側の操作

クイックアシストの画面

アプリを起動し、「他のユーザーを支援する」をクリックする。
次にマイクロソフトソフトへのサインイン画面が表示されるので、マイクロソフトアカウント(ローカルアカウントではない。)でサインインする。

マイクロソフトサインイン画面

マイクロソフトにサインインするとセキュリティコードが発行される。
発行されたセキュリティコードを相手に伝える。

◆ 相手側の操作

  1. 同じように「クイックアシスト」を起動する。
  2. 「支援を受ける」を選択する。
  3. 支援する人から送られたセキュリティコードを入力し「画面の共有」をクリックする。
  4. 表示された画面から「許可」をクリックする。

2-9 ステップ記録ツール

ステップ記録ツールは、Windowsの操作中に問題が発生した場合、実行した手順を記録して問題のトラブルシューティング役立てるためのツールです。

  1. Windowsアクセサリから「ステップ記録ツール」を選択して起動します。

  2. 「記録の開始」をクリックします。

  3. 作業が終了したら「記録の停止」をクリックします。

  4. Record Stepsの画面が表示され、それまでの実行手順が確認できます。
    画面上部の「保存」をクリックし、名前を付けて任意の場所に保存します。(zipファイル形式で保存されます)

  5. zipファイルを展開すると行った操作が表示されます。

2-10 文字コード表

文字コード表は、通常の入力操作では表示できない珍しい漢字や、特殊文字を入力できるツールです。

利用する機会は少ないですが、いざというときにきっと役立つと思います。


「Windowsアクセサリ」の機能について解説いたしました。詳細な使い方まではご紹介していませんが、改めて「Windowsアクセサリ」について振り返る手助けになれば幸いです。

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