Windows 11&10の キーボード操作:スタートメニューからアプリを迅速に開く方法

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Windows 11&10の「Windowsロゴ」キーはパソコン操作の起点であり、様々なショートカットが割り当てられている重要なキーです。

スタートメニューからアプリケーションをを開くとき、皆さんはどのように操作していますか? 

多くはタスクバーの「Windowsロゴ」キーをマウスでクリックし、「ピン留め済みアプリ」や「すべてのアプリ」、「目的のアプリ」をクリックと進めるのではないでしょうか。

それでも良いのですが、目的のアプリケーションを開くには、キーボードで操作したほうが高速で行えます。

Windowsのスタートメニューはキーボード操作で完結できるようになっており、マウスに持ち替える必要もありません。

ショートカットを使えば、素早く目的のアプリケーションにたどり着くことができるのです。

本記事では、Windows 11&10で、キーボード操作によりスタートメニューからアプリケーションを迅速に開く方法をご紹介いたします。

解説に使用したOSは「Windows 11 Pro 23H2」と「Windows 10 Home 22H2」です。

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1 スタートメニューの基本的な操作

本章では、キーボードの「Tab」キーと「カーソルキー」(矢印キーのこと)を使って、任意のアプリケーションを起動する手順についてご紹介いたします。

基本的な操作方法であり、後述する見出し2より操作手順は増えます。キーボードだけでスタートメニュー操作ができることを理解いただくためにご紹介しています。

1-1 Windows 11による操作

  1. キーボードの「Windowsロゴ」キーを押します。

  2. スタートメニューが開きます。

    この画面からはキーボードの「Tab」キーを押すことで各項目を選択できます。

    Tabキーを押すたびに画像の矢印の順番に各項目を選択できます。(順番は繰り返されます)

    Windows10のスタートメニュー画面


  3. 一例としてTabキーを押して「ピン留め済み」を選択して「Google Earth」アプリを起動してみましょう。

  4. 「ピン留め済み」を選択すると自動的に左上のアプリが選択されます。(ここではGoogle Chrome)

    (それぞれの使用環境で選択されるアプリケーションは異なります。)

    右カーソルキーを押して移動し、続けて下カーソルキーで「Google Earth」アプリまで移動します。

    「Enter」キーを押します。

    Windows11のスタートメニュー画面


  5. 「Google Earth」アプリが起動します。

    Google Earth画面

スタートメニューを閉じるときは、「Windowsロゴ」キーをもう一度押すか「Esc」キーを押します。

1-2 Windows 10による操作

Windows 10による操作方法はWindows 11のそれとほぼ同じですが、画面構成が異なるので確認のためにご紹介いたします。

  1. キーボードの「Windowsロゴ」キーを押します。

  2. スタートメニューが開きます。

    この画面からはキーボードの「Tab」キーを押すことで画面最上部の3項目を選択できます。

    Tabキーを押すたびに画像の矢印の順番に3項目を選択できます。(順番は繰り返されます)

    3項目のコンテンツは下カーソルキーを使って選択して「Enter」キーを押します。

    赤枠内は「ユーザー」「設定」「電源」など。

    黄色枠内はアプリの選択。

    ピンク枠内はタイルの選択。

    Windows10のスタートメニュー画面

スタートメニューを閉じるときは、「Windowsロゴ」キーをもう一度押すか「Esc」キーを押します。

2 頭文字でアプリを起動する

よく使うアプリなどは「スタートにピン留め」や、「タスクバーにピン留め」でアプリケーションにアクセスしていることと思います。

それ以外にアプリの頭文字を押すことでアプリケーションを起動することができます。マウスのクリックから一歩進んでショートカットを使いアプリケーションを選択しましょう。

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2-1 Windows 11による操作

  1. 「Windowsロゴ」キーを押してスタートメニューを表示します。

    Windows11のスタートメニュー画面


  2. 続けてアプリケーションの頭文字を押します。一例として「E」を押しました。

  3. 「最も一致する検索結果」で起動したいアプリケーションが選択されていたら「Enter」キーを押します。

    起動したいアプリケーションが選択されていない場合は、キーボードの「矢印」キーで選択して「Enter」キーを押します。

    Windows11のスタートメニュー画面


  4. アプリケーションが起動します。

    Windows11のスタートメニュー画面


  5. 頭文字を押しても起動したいアプリケーションが表示されない場合は、頭文字の次のアルファベットを押します。

このPCにはExcelやwordをインストールしていないので、画面に表示されませんでしたが、Excelを選ぶときは「E」を、Wordを起動したい場合は「W」を押せばそれぞれ選ぶことができます。

それでも表示されない場合は、続けて「X」や「O」を押せば選ぶことができます。

2-2 Windows10による操作

Windows 10による操作は表示画面は異なりますが、Windows 11と同じです。

  1. 「Windowsロゴ」キーを押してスタートメニューを表示します。

    Windows10のスタートメニュー画面


  2. 続けてアプリケーションの頭文字を押します。一例として「G」を押しました。

  3. 「最も一致する検索結果」で起動したいアプリケーションが選択されていたら「Enter」キーを押します。

    起動したいアプリケーションが選択されていない場合は、キーボードの「矢印」キーで選択して「Enter」キーを押します。

    Windows10のスタートメニュー画面


  4. アプリが起動します。

以上で「Windows 11&10の キーボード操作:スタートメニューからアプリを迅速に開く方法」に関する解説を終わります。

Windows10と11のショートカットキーについては以下の関連記事をご参照ください。

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